こんばんは、ヤマネコです。
今夏から、すこしずつ私服に和装を取り入れているのですが、先月から新たに「寝間着に浴衣」を始めました。
※こちらは記事にしている浴衣ではなく、絽の着物の画像です。
和装を普段着に
今年の6月から月一回(以上)のペースで、無理なく「普段着」として浴衣に袖を通すようになりました。お祭りや花火大会にはもちろん、それ以外に「家事をする時(外出のない日)」にも着ています。
本当は毎日のように和装ができたら素敵ですが、まだまだそういう暮らしは難しいので、「短時間」や「すこし涼しい日」といった、のんびりマイペースな楽しみ方で。それでも「着たいな~でもな~」とただ足踏みしていた頃より一歩進めた気がして、日々の充実感が増しました。
浴衣を寝間着に
もともと和装具はすべて親戚宅に置いてもらっていたのですが、洋服を減らしてスペースが空いたこともあり、すこしずつ自宅に引き取りながらのスタート。その中に「寝間着用の浴衣」があったんです。
外でも着られる…といった雰囲気でなく、完全な寝間着なので画像は控えようと思うのですが、いわゆる糊でパリッとさせる浴衣生地ではなく、二重のガーゼ素材でふんわり仕立てられたものを一点頂きました。
手元に届いた着物の大半は手縫い(手づくり)なのですが、この浴衣はたぶん身内が一時的に入院などで着ていたか、お客様用(遠い親戚が泊りに来た時用)に買い置いていたものだと思います。
腰ももちろん帯ではなく、紐で留める旅館スタイル。旅館だと男女共用なためか柄もシックなものが多いように思うのですが、私が頂いたのは薄い藤色の花柄でした。
この着心地、そして眠り心地が、すごく良い。
寝間着用のガーゼ浴衣
暑がりなので、生地が厚めだったり、袖がふわっとしていることに不安があったのですが、全然気になりませんでした。感触も柔らかいし、汗も吸ってくれるしで、ガーゼ素材ってすごいと再確認。
ほどよくあったかい
この時季の寝具(上掛け)にはガーゼケット一枚を使っていたのですが、これがほぼ不要になりました。浴衣だけで「肩・腹・脚」の冷えはガードできるし、くるぶしから先が出ることで適度に体温調節もできます。
上掛けとしてガーゼケットを使っている時も、足先は出して寝ていたのでちょうど良かったです(体質的に冷え性ではありません)。
ガーゼに包まれる感覚
また、「上に掛けるガーゼケット」だけでなく、身体の下もしっかりホールドしてくれるので「シーツもガーゼ」な感覚に。肌が触れる大半がガーゼ、しかも包まれている…って気持ちがいいものですね。
お手入れも簡単
私は寝ている間にあまり動かないタイプなので、起きた時に着崩れていることもほとんどありません。寝乱れがちな方はガーゼ素材であってもパジャマスタイルが良さそうですが…洗濯後、浴衣はワンピース感覚で「一枚で干せる」のが快適で時短。紐は別布ですが、上下分かれたパジャマよりスペースと手間がちょっとだけ減らせました。
洗濯はネットに入れて、他の衣類と一緒に洗濯機へ…という簡単メンテで一ヶ月、特に問題は感じません。
気がかりなこと
就寝中に災害などが発生し、浴衣のまま走り出せるかと言ったらちょっと難しいかなと…これが残念。ただ旅館スタイルの浴衣は一発芸?くらいのスピードで瞬時に脱げる上、私の場合は傍に置いているワンピース(シンプル型※無印良品)をスポンとかぶるだけなので、10秒あれば余裕で着替えることができました。
あとは災害が起こらないことを祈るだけです。
寒くなるまでは
梅雨の間、洗濯が追いつかなくてシャツワンピ(もともとのパジャマ)と併用していた期間もあるのですが、肌寒い夜にも快適で、暑くなってからもほぼ浴衣で眠っています。我が家の寝室にはクーラーもないし、真夏は暑いかな?辛いかな?と思ったけれど、意外にも問題なし。
ある意味では「毎日和装」が叶っているのですが…これは反則かな?でもこんな和装もいいなと感じながら、しばらく続ける予定です。
関連テーマ。
本日の猫。
今日は暑かったけれど、フローリングが気持ちいい。
この時季になると、なんだか猫たちが行き倒れているみたいに見えるのですが…(特に右上の子)…元気です^^;