GHQ設置の「民間検閲局」テーマの舞台上演
終戦直後、GHQ=連合国軍総司令部が新聞記事や手紙などを検閲するために設けた「民間検閲局」をテーマにした舞台が、東京・池袋で上演されています。
この舞台は、福岡市で活動している劇団が4日から池袋の劇場で上演しています。
戦後、民間検閲局に就職した元特攻隊員の青年が、GHQへの非難や食糧難の中での闇取引について記された新聞記事や手紙などを削除する検閲の仕事に苦悩し、葛藤する姿を描いています。
劇団では、当時検閲局に勤めていた人たちから話を聞いて脚本を作ったということで、原爆の投下を非難する記事や手紙が次々と削除される様子などを再現した芝居に、およそ100人の観客は見入っていました。
舞台を鑑賞した40代の女性は「検閲という言葉は聞いたことがあったが、具体的にどういったことをしているのか知らなかった。戦後70年以上がたつが、こうした事実は忘れてはいけないと改めて思った」と話していました。
この舞台は7日まで東京・池袋の「シアターグリーン」で上演されています。
戦後、民間検閲局に就職した元特攻隊員の青年が、GHQへの非難や食糧難の中での闇取引について記された新聞記事や手紙などを削除する検閲の仕事に苦悩し、葛藤する姿を描いています。
劇団では、当時検閲局に勤めていた人たちから話を聞いて脚本を作ったということで、原爆の投下を非難する記事や手紙が次々と削除される様子などを再現した芝居に、およそ100人の観客は見入っていました。
舞台を鑑賞した40代の女性は「検閲という言葉は聞いたことがあったが、具体的にどういったことをしているのか知らなかった。戦後70年以上がたつが、こうした事実は忘れてはいけないと改めて思った」と話していました。
この舞台は7日まで東京・池袋の「シアターグリーン」で上演されています。