自販機 スマホ使った新サービス 売り上げアップ狙う
自動販売機の飲料の売り上げが低迷しているため、大手飲料メーカーは、自動販売機で商品を購入した人にスマートフォンを通じてポイントを付与するなど、スマートフォンとの連携による新たなサービスを導入する動きが相次いでいます。
日本自動販売機工業会によりますと、国内の自動販売機での清涼飲料水の売り上げは、コンビニエンスストアなどとの競合で、この10年で20%余り減少しているということです。
このため、大手飲料メーカーのサントリー食品インターナショナルは、飲料を購入した人にスマートフォンを通じてポイントを付与する自動販売機を開発し、ことし秋から設置を始めます。この自動販売機は主に企業内に設置される予定で、たまったポイントを自動販売機で販売する特定保健用食品、いわゆる「トクホ」の飲料の購入に使うことができます。大手飲料メーカーの自動販売機の担当者は「従業員の健康を考える企業が増える中、新たなサービスを提供する自動販売機で販売強化と健康の増進につなげたい」と話しています。
また、ポッカサッポロフード&ビバレッジは、外国人旅行者の需要を取り込むため、自動販売機の商品の栄養成分や原材料を英語や中国語などで見ることができるスマートフォンのアプリを開発するなど、大手飲料メーカーの間では自動販売機の売り上げを伸ばそうと、スマートフォンと連携した新たなサービスを打ち出す動きが相次いでいます。
このため、大手飲料メーカーのサントリー食品インターナショナルは、飲料を購入した人にスマートフォンを通じてポイントを付与する自動販売機を開発し、ことし秋から設置を始めます。この自動販売機は主に企業内に設置される予定で、たまったポイントを自動販売機で販売する特定保健用食品、いわゆる「トクホ」の飲料の購入に使うことができます。大手飲料メーカーの自動販売機の担当者は「従業員の健康を考える企業が増える中、新たなサービスを提供する自動販売機で販売強化と健康の増進につなげたい」と話しています。
また、ポッカサッポロフード&ビバレッジは、外国人旅行者の需要を取り込むため、自動販売機の商品の栄養成分や原材料を英語や中国語などで見ることができるスマートフォンのアプリを開発するなど、大手飲料メーカーの間では自動販売機の売り上げを伸ばそうと、スマートフォンと連携した新たなサービスを打ち出す動きが相次いでいます。