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【プロ野球】

タカ3連勝でハムに5差 あすにもM37点灯

2016年8月5日 紙面から

西武−ソフトバンク 西武に3連勝、笑顔でナインとタッチを交わすソフトバンク・鶴岡(中央)=西武プリンスドームで(伊東昌一郎撮影)

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◇ソフトバンク7−4西武

 ソフトバンクは3連勝で今季最多の貯金32。2−3の5回に松田、鶴岡の適時打などで3点を奪って逆転し、7回に中村晃、9回に鶴岡の適時打で1点ずつ加えた。東浜は8イニング4失点で7勝目。4連敗の西武は5月以来の最下位転落。

     ◇

 ソフトバンクは敵地での同一カード3連勝で西武を最下位に沈めた。2位日本ハムとのゲーム差は再び5に。工藤監督は「3連勝して、チームは乗ってくる。次も力を出し切って勝ち越せるように」と、5日からの日本ハム3連戦を見据えた。

 西武プリンスドームの暑さを考慮して、本来一塁の内川をDHに。足首に古傷を抱える長谷川はベンチスタートとなった。「少し疲れが出ていた。少しでも休むことができたら」と指揮官。それでも強さは不変だった。

 8番・鶴岡が自身2度目の1試合4安打と大暴れ。2回の同点打など3本の適時打で先発の東浜を援護した。「(好調は)自分でもよくわからない」と照れ笑いしたが、工藤監督は「7、8番が打つと得点につながる」とうなずいた。

 勝率5割と足踏みした7月から一転し、8月は3連勝発進。この日は打線も7試合ぶりの2桁安打となる12安打を放つなど活発になってきた。DHで出場した内川も3回に一時勝ち越しとなる適時打を放つなど、きっちり結果を出した。

 福岡での日本ハムとの直接対決を前に、3安打の松田は「この時期はまだ自分たちが勝てばいいこと」と力を込めた。7月末の札幌3連戦は1勝2敗と負け越したが、今回は2戦目までに連勝すれば優勝へのマジックナンバー「37」、1勝1分けでも「38」が点灯する。 (山田孝人)

 

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