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【プロ野球】

広島連敗、Gと6.5差 きょうから直接対決

2016年8月5日 紙面から

立ち上がり連続四球でピンチを招いた先発・福井(中)の元に集まる広島ナイン(開出牧撮影)

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◇ヤクルト5−2広島

 ヤクルトが5位に浮上した。2回に西浦の犠飛で先制、5回には西浦の適時打で加点。6回に山田の32号3ランで突き放した。由規は7四球を与えたが6イニング3安打無失点と粘り2勝目。広島は中盤まで好機を生かせなかった。

     ◇

 広島はもらった四球を生かせず、与えた四球が失点につながり連敗した。2位巨人と6・5ゲーム差。7ゲーム差を下回るのは6月19日のオリックス戦以来だ。

 「お互いチャンスあり、ピンチありの展開。相手も粘り強くきた中であと一本がね」

 緒方監督は静かに振り返った。打線は6回までに7四球を選びながらも無得点。こちらも7四球だった先発の福井はリズムをつくれず5イニング2失点で降板、藪田が6回に2四球と本塁打で3点を失った。投手陣は計10四球を献上。5日からの巨人戦でも、勝利のカギを握るのは投手陣だろう。

 この日を含め6試合で45失点。負の流れを止めるべく、先陣を切る野村は自然体を強調する。「一戦一戦、自分の投球をするだけです。ゲーム差は相手もあるので、どうすることもできないですから」。リーグトップの12勝右腕は、今季3戦3勝のGキラー。同級生・菅野との先発対決となる。

 2戦目予定の黒田は今季、巨人戦1勝2敗。4月2日の対戦で完封勝利を飾った。「広島平和記念日」の8月6日、特別な日となる登板に「いつもと変わらず調整できている。相手がどこでも同じ。目の前の打者、1球に集中して投げる」と気を引き締めている。

 残り42試合。野村、黒田でリメークドラマを阻止する。「きょうの試合を反省してね。マツダで仕切り直して戦う」と指揮官。本拠地で返り討ちにして巨人に引導を渡す。

 

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