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星屑の彼方へ<For 9> 作者:ロボ好き

第1章 NEXT

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設定資料 Ver.1.40

Ver.1.00
簡易年表を追加。企業についてを追加。兵器についてを追加。
Ver.1.10
機種ごとの簡易解説に、戦術機を追加。
Ver.1.20
機種ごとの簡易解説の戦術機の欄に、データ追加。ZOIDSの欄を追加
Ver.1.30
1-3組(対NEXT中隊)を追加
Ver.1.40
対NEXT中隊にデータ追加
機種ごとの簡易解説のZOIDSの欄にデータ追加
◎簡易年表

その年に起きた出来事が順に左から書き込まれている。

2636年
ヘイスト社が「MT」を発表。

2640年
ヘイスト社が「CMT」を発表。

2650年
ヘイスト社が「AC」を発表。ヘイストショック。アナハイムエレクトロニクス社が「MS」を発表。

2651年
第1次地下人類反抗大戦。ヘリック社が「ZOIDS」を発表。

2653年
第2次地下人類反抗大戦。

2655年
神谷重工が「戦術機」、「神谷重工製AC」を発表。

2656年
第3次地下人類反抗大戦。

2657年
大志、高校入学。NEXTショック。





◎企業について

かつて地上を治めていた政府は、ヘイストショック後に混乱しほぼ解体されており、形だけのものとなっている。現在はいくつかの企業が地下世界を管理している。その中でも、対ヘイスト兵器を製造している企業が権力を強めていっている。どの企業も技術共有はせずに競争し続けており、レイヴンや特殊部隊を使った妨害工作も後を絶たない。

・ヘイスト社
2636年に人類最初の機動戦闘兵器、「MT(マッスルトレーサー)」を開発した。その後、2640年にMTの改良機、「CMTコアド・マッスルトレーサー」を開発した。2650年には、最新型人型汎用兵器、「AC(アーマードコア)」の発表と共に、「ヘイストショック」を決行。人類の大半をを地下世界に追い込むこととなった。2657年には、新型兵器「NEXT(ネクスト)」の開発に成功している。

神谷重工業科学社かみやじゅうこうぎょうかがくしゃ
神谷重工と呼ばれる。「神園社(かみぞのしゃ)」と、「世田谷社(せたがやしゃ)」が合併して誕生。しかし、社内では神園グループと、世田谷グループが激しい競争を繰り広げている。2655年に神園開発グループが「戦術歩行戦闘機せんじゅつほこうせんとうき」を発表。同年に世田谷開発グループが「神谷重工製AC」を発表。

・ヘリックAI兵器社
ヘリック社と呼ばれる。学習型補助AI兵器を製造している。2651年には、超高性能学習AI兵器、「ZOIDS(ゾイド)」を発表。

・アナハイムエレクトロニクス社
アナハイムと呼ばれる。2650年に「MS(モビルスーツ)」を開発。ヘイストショックには間に合わなかったが、当時ACやMTに対抗できる兵器が少なかった地下人類には大きな戦力となった。また、エネルギーキャップ技術に優れている。




◎兵器について

・MT
汎用兵器。小型の機体から大型機にまで渡り、多種多様。ヘイストショック後からは、人類側の企業が生産していなかったので、味方機としてはほとんど登場しない。2657年には、すでに時代遅れの兵器となっている。しかし、生産性は非常に優れており、ヘイスト社はMTを使った物量戦を数多く展開してきた。

・CMT
汎用兵器。小型の機体から大型機にまで渡り、多種多様。ヘイストショック後からは、人類側の企業が生産していなかったので、味方機としてはほとんど登場しない。2657年には、すでに時代遅れの兵器となっている。各部位が換装可能になっており、主にレイヴンが好んで使用した。なお生産性にはあまり優れていない。

・AC
CMTを祖先とした、人型汎用兵器。ヘイストショック後からは、人類側の企業が生産していなかったので、味方機としてはあまり登場しない。しかし、のちに神谷重工が生産を開始している。沢山のパーツを使ってパイロット好みに性能などを調整することができる。しかし、生産性は非常に悪く、ある程度の階級の人間にのみオーダーすることができる。性能は各ACごとに異なり、狙撃機や、タンクタイプの重量機、さらには4脚タイプの機体も存在する。パーツの換装により様々な戦況に対応でき、レイヴンが好んで使用する。

・MS
人型汎用兵器。量産機から、少数生産の高級機まで存在する。汎用性はそれなりに高く、軍でも多くのMSが配備されている。ヘイストショックには間に合わなかったが、当時ACやMTに対抗できる兵器が少なかった人類には大きな戦力となった。

・ZOIDS
生物型汎用兵器。超高性能学習AI、ZOIDS生命体を搭載しており、パイロットの戦闘データをもとに機体に補正をかける。狼型や、ライオン型、サイ型など特有の形状をしている機体が多い。そのため、近距離での格闘戦にはあまり向かない。しかし、その高い火力で、非常に心強い後衛となっている。軍にも多数のZOIDSが配備されている。量産機の生産性は良好である。

・戦術歩行戦闘機
戦術機とも呼ばれる。最新型機動戦闘兵器。生産性も悪くはなく、一定数の戦術機は軍に配備されている。ヘイスト社のACとの機動戦闘を想定した作りになっているが、狙撃などもある程度はこなす。高い機動力を持っており、AC相手に安心して、機動戦を仕掛けられる唯一の機種でもある。ただし、高い格闘センスが必要とされるため、あまり普及はしていない。

・NEXT
ヘイストの最新型機動汎用兵器。生産性はあまり高くはないが、すべての性能において既存の兵器を凌駕している。空中をほぼ無限に飛行でき、ACのようにパーツの互換性も持っている。また、ある粒子を使用して動いており、その粒子で実弾をほぼ全て無効化する膜を張っている。ただ、その幕はビーム兵器には効果が薄いようだ。単機で大部隊を壊滅させられるほどの戦闘能力を持っている。




◎機種ごとの簡易解説

○戦術機

●第1世代機

・F-4ファントム
全ての戦術機の原点。現在では旧式機として扱われているが、整備性に優れており、派生機が数多く存在する。装甲は比較的堅い。現在配備されているファントム系列の第1世代機は戦術機部隊の約半数を占めており、未だに主力として活躍している。

・F-4J 撃震
F-4ファントムを近接戦重視に改良した機体。近接用兵装がダガーから長刀に変更されている。

・F-4J改 瑞鶴
F-4J 撃震をさらに改良した機体。軽量化され、近接戦能力や、機動力が向上している。


●第2〜2.5世代機

・F-15 イーグル
F-4 ファントムをベースに作られた機体。余裕がある設計となっており、様々な派生機が存在する。また、ファントムと比べ、全体的に性能が上がっており、さらにファントムに次いで量産性に優れている。第2世代機は、配備されている戦術機の3割を占めている。

・F-15E ストライクイーグル
F-15イーグルをベースに作られた第2.5世代機。全体的な攻撃力の向上がなされている。外装はイーグルとあまり変わらないが、中身は別物である。また、第3世代機にも劣らない機動力を持っており、配備が遅れている第3世代機の繋ぎとして、大きな戦力となっている。

●第3世代機






○ZOIDS

●小型ZOIDS





●中型ZOIDS

・コマンドウルフ
狼型の軽量な中型ZOIDS。高い機動力を生かした砲撃戦を得意とする。また、量産性に優れており、バリエーション機も多い。

●大型ZOIDS

・ジェノブレイカー
ティラノサウルス型のZOIDS、ジェノザウラーの改良機。固定装備である、120mm集束荷電粒子砲が30%増しで強化されている。さらに、背部の25mmレーザーガンがエクスブレイカーとフリーラウンドシールドに換装されており、近接戦に対応できるようになっている。他にも各種性能が大幅に強化されている。強力な機体ではあるが、生産性は、ジェノザウラー以上に悪く、操縦性も劣悪である。





◎1-3組(対NEXT中隊)

唐沢 大志(からさわ たいし)

ヘイストショック時に、赤いACに助けられる。同居している親友を養うために、レイヴン稼業をしている。人付き合いはあまり得意ではなく、1人で物事を抱え込むことが多い。また、AC、戦術機の操縦に長けており、特にACへのこだわりは強い。

山田 洸(やまだ こう)

ヘイストショック時に、両親を無くし、大志たちと一緒に住んでいる。小さい頃からZOIDS乗りに憧れており、現在は少しずつ夢に近づいている。とても優しく、常に周囲を気遣っている。しかし、明るさ故に、調子に乗ることもある。

鷹野 加奈(たかの かな)

ヘイストショック時に、両親を無くしている。大志とは幼馴染で、現在も一緒に住んでいる。その明るい笑顔と性格で、誰にでも好かれるが、大志たち3人には、弱い部分を見せることが多い。AC、戦術機による機動戦闘を大志に教わっており、最近は、ACよりも新型である戦術機に乗ることが多い。

安藤 杏(あんどう きょう)

新見 洋次(にいみ ようじ)

際検事 天(さいけんじ あまつ)

浜田 修二(はまだ しゅうじ)

菊池 堅信(きくち けんしん)

春森 雷(はるもり らい)

日比野 香代(ひびの かよ)

木島 秋夏(きじま あきな)

倉橋 塔子(くらはし とうこ)

有澤 花灯(ありさわ はなひ)


◎用語


・レイヴン

傭兵。ヘイストショック以前から存在する。以前はCMTを操縦する者が多かったが、現在ではACに搭乗する方が主流である。ただし、絶滅危惧種。

・衛士

戦術機のパイロット。初の戦術機中隊が、当時の主力基地の防衛を任されたことから、その名が付いている。

・ゾイド乗り

ZOIDSのパイロット。

・ヘイストショック

ヘイスト社の核一斉発射。地上は荒廃し、生き残った人類は地下街へ逃げ込んだ。ちなみにその後、ヘイスト社が放射性物質除去用粒子爆弾を投下し、汚染はまぬがれている。

・オーバードブースト

ACに装備されている緊急離脱用ブースター。発動から加速まで若干のタイムラグがあるが、高い機動力を発揮できる。



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