飛浩隆さんのSF小説が超面白いのでオススメしたい!

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飛浩隆さんの美しく残酷なSF小説をおすすめしたい!

普段ミステリー小説を中心として読んでいる私ですが、SF小説だって大好きです。まあ、小説自体が好きなわけですね♪(´ε` )

そんなわけで今回は、超面白いSF作品を放つ《飛浩隆》さんの作品を簡単にご紹介できればと思います。

 

もう何が面白いって、その美しく残酷な世界観!文章力描写力の凄さ!ストーリー自体の面白さ!などなどたくさんあるのです♪( ´▽`)

普段SFを読まない方も、その美しさに引き込まれてしまうのではないでしょうか。これをキッカケにSFにハマっちゃったり、、。まあ読んでいただければ分かるはず!

どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

 

1.『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』

 

まず文章の上手さ、美しさに目を奪われる。これだけでも’’読みたい’’と思わされてしまうのがたら凄い。

現実の人間が全く訪れなくなった仮想世界を舞台とし、そこに存在するAIたちを描きます。

もうこの設定の時点で面白いのですが、ある意味平和とも言えるこの世界に「蜘蛛」という謎の敵が現れAIたちとの戦いが始まるのです。

多くの人が「美しく、残酷」だと感想を持つのも納得の作品。もうSFの枠を超えた’’小説’’として素晴らしいと思う。普段SF小説を読まない方にもおすすめしたいです。

仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。

2.『ラギッド・ガール 廃園の天使II』

 

『グラン・ヴァカンス―廃園の天使』に関連するシリーズ第2作。5編からなる中短編集。

1作目『グラン・ヴァカンス』を読んだなら、是非とも読んでいただきたい。あの世界観をさらに深く知ることができ、ガバッと広がる感覚を覚えます。

そしてそのストーリーの面白さ。中短編のレベルではない濃密さと残酷さと美しさに引き込まれます。

そしてこの「廃園の天使シリーズ」は長編3作と関連中短編で構成される予定だという。続きいつ出るの、、早く読みたいです、、(つД`)ノ

人間の情報的似姿を官能素空間に送りこむという画期的な技術によって開設された仮想リゾート“数値海岸”。その技術的/精神的基盤には、直感像的全身感覚をもつ一人の醜い女の存在があった―

3.『象られた力』

 

4編からなる初期の’’傑作’’作品集。本当に傑作しかないから驚き。

どの作品も面白すぎて甲乙つけがたいのですが、しいて言うなら『デュオ』『象られた力』が凄まじい。

4つの作品ともそれぞれのテーマがあって、ホラーっぽくもあったりやっぱりSFだったり。こんな面白い作品を4つまとめて一冊にするとはなんて贅沢な!!美しさも描写力もいちいち凄い。

SFをあまり読まない方も、これはきっと気に入ってくれるのではないかなあ、、(´ε` )

謎の消失を遂げた惑星〈百合洋〉。イコノグラファーのクドウ圓は、その言語体系に秘められた”見えない図形”の解明を依頼されるが……

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

もう圧倒されちゃってください。この残酷で美しい世界観に。そしてSFにハマっちゃってください!( ´ ▽ ` )ノ

よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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