深掘りするとかなり面白い街「川崎」。この街はクラフトビール天国
東京と横浜のちょうど中間に位置し、独自の文化圏を形成する川崎の街。
夜になれば街並みは一際ディープさを増し、高層マンション群の近くには歓楽街のネオンがきらびやかに光る。
一見するだけだと、ガラが悪いとか、川崎国とか、怪しいお店が多いなどと言われがちではあるものの、深掘りしてみると実はかなり奥深くて面白い街なのです。
少し話は飛びますが、皆さんはクラフトビールの世界で川崎の街が注目されているのをご存知でしょうか?
川崎にはクラフトビールを自ら醸造する醸造所(ブリュワリー)が多くあり、まさにクラフトビール天国とも言えるような場所になっているのです。
今回は各地からクラフトビールを飲みに訪れるファンもいるという川崎、チネチッタ通りにあるクラフトビアバーへ足を運んでみたいと思います。
自社の醸造所だから作りたてクラフトビールが飲める
ここは川崎駅前から5分ほど歩いたチネチッタ通りの入り口にあるクラフトビアバー、「T.T BREWERY(ティーティーブルワリー)」。
自家製クラフトビールの専門店で、自社の醸造所を持ち、作りたてのクラフトビールが楽しめる一軒。ちなみに後ほどご紹介しますが、ココはクラフトビール以外にもすごい食べ放題が楽しめるお店なのです。
店内入り口に描かれた旨そうなクラフトビールのイラストと印象的な文字の数々。「自社工場醸造ビール屋さん。無濾過、無加熱の酵母が生きているビール。ビール酵母にはビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富!」
あまりビールを飲まない人からすれば、普通に市販されているビールとクラフトビールの違いがイマイチ想像しづらいかもしれませんが、クラフトビールの魅力はビール職人が手塩にかけて作る、ビールを超えるビールのようなもの。
しかもたくさんの種類があって、自分好みの一杯を見つければ、普通のビールとは全く違う気分で楽しめるものになるのです。
今回は混雑を避けて少し早めの時間帯に店内へ。クラフトビールを思いっきり楽しんでみるなら、敢えてカウンターの席に陣取ってみるのがお薦め。
「ラガー」「カスケードエール」「ペールエール」、「サワー&ビター」「インディアペールエール」に「ポーター」や「スタウト」。
香りはもちろん、苦味やキレ、酸味と甘さ、さらにコク。市販されている一般的なビールとは全く違う世界がココには広がっています。
しかもココに並んでいる全ては、川崎生まれのクラフトビールばかり。
川崎市民の皆さんなら、地元生まれのビールを一度は楽しんでみるべきですよ!
カウンター席の目の前には「タップ」と呼ばれるビールサーバーの注ぎ口が並ぶ。同じクラフトビールであっても、ここから注がれるクラフトビールの味わいはどれも違うものばかり。
時にはさっぱりと、時にはフルーティーに、時にはずっしりと苦味を感じながら。もし駆けつけの一杯なら、まずは「ラガー」からスタートして、自分好みのテイストを見つけていくのもいいかもしれませんよ。
「T.T BREWERY(ティーティーブルワリー)」のクラフトビールはS、M、Lの3つのサイズに分かれているので、ちょい飲みだってもちろんOK。
全種類を制覇するのであれば、Sサイズで飲み比べていくのもいいと思います。
暑い夏の夜は、敢えて喉をカラカラ状態にしておいて、一気に冷えたビールで潤すのが最高の幸せ。丁寧に説明してくれたお姉さんの話を聞き、まずはMサイズの「ラガー」で乾杯を。
運ばれてきたのがこの一杯なのですが、いや~、ビールグラスはなかなかのデカさ!
口の周りに泡を付けながら、暑さ凌ぎで一気に飲み干す。
あ~さっぱりしてて旨いし飲みやすい!キレがいいから後味が残りすぎず、グイグイとイケてしまいますね。川崎生まれのこのラガーが想像以上の飲みやすさだったので、即座に一杯目が終了です。
1,500円をプラスすれば半端ない食べ放題へ!クラフトビールだけじゃない、この店の凄さ
「T.T BREWERY(ティーティーブルワリー)」の凄さは、クラフトビールの専門店でありながら、ビールに合わせる料理もガッツリと味わえてしまうところ。メニューには「バッファローチキン」や「肉のロースト」、「ピッツア」に「ソーセージ」などが並んでいますが、実はこれ、単品で楽しむ事ももちろんできますが、1,500円をプラスするのが断然お得です。
単品だと「バッファローチキン」各種もこんな感じのお値段なのですが、1,500円をプラスすれば、このメニューの中に並んでいる全ての料理が食べ放題になってしまうのです!
しかも時間は無制限で。
お酒のお供にぴったりの「カモのロースト」や「牛肉のたたきポリネシアンソース」も、「タコのマリネ」も「海老とアボガドのタルタル」も、全部が食べ放題になってしまいます。
食べ足りない食いしん坊さんなら、「ピッツア」だって食べ放題。ピッツアの生地はカリカリのクリスピータイプだったので、クラフトビールとの相性も抜群でした!
さらにボリューミーな「ソーセージ」までもが食べ放題になっているので、一般的な居酒屋に立ち寄るよりも、圧倒的にお得な感じになってしまうのです。これだけのメニューがあれば、どんな腹ペコくんと一緒に訪れても大丈夫だと思います!
2杯目のクラフトビールに合わせて運ばれてきた「ハーブソルトのバッファローチキン」と「カモのロースト」&「牛肉のたたきポリネシアンソース」。
中でもバッファローチキンの香りが良く、かなり食欲をそそってきます。
爽やかな酸味と香りの2杯目、「サワー&ビター」のクラフトビールを飲みながら、鴨肉と牛肉のたたきを味わう。噛めば溢れる肉汁とビールの組み合わせはやっぱり鉄板の旨さ。食べ放題と聞けば、余計にバクバクとがっついてしまいます。
そしてこちらが「ハーブソルトのバッファローチキン」。
個人的には本日最強の逸品はコレかもしれません。辛すぎず、ハーブの風味が効いて肉の旨さもバッチリ。最初の1ピースを食べると手が止まらなくなってしまいました。
Mサイズの12ピースを即完食。旨いクラフトビールとこれさえあれば、無限大に食べ続けてしまえそうな気分。やはりビールには肉ですよ、「肉」!
ちなみに余談ですが、こちらのお店の「おしぼり」はまるでタオルのようにぶ厚い。
飲食店に行った時、気になる人にとってはかなり気になる「おしぼり問題」。ペラペラとは一線を画すこの分厚さが、個人的には嬉しいポイントだったりします。
この後もさらに勢いが増し、3杯目のクラフトビールへ。
今回はローストモルトのフレーバーを濃厚に引き出したという黒系のビール「ポーター」をチョイス。ビール愛溢れる店長さんが注いでくれた一杯で、さらに食べ放題を満喫してしまいます。そういえばチーズをまだ食べてなかった!という事で「ジェノバソースのカプレーゼ」をパクリ。
さらに「シーフードピッツア」にも手が伸びる。こういう時は、やっぱりピッツアも食べたくなってしまいますよね。
魚介とチーズ、そしてパリパリ食感の生地にハマるひと時。あ~これも舌と胃袋が欲していた一品。家でもこのクラフトビールとピッツアが出てきて欲しい・・・そして食べ放題、最後の〆はクラフトビールに合わせる「ソーセージ」。「プレミアムガーリック」の文字が凄く気になる・・・。
「オリーブ&バジル」も美味しそうだし、「スモーク」や「レモン」も気になる。迷っていたところ、お姉さんが3種類のソーセージをちょっとずつ楽しんでみては?と一声。
という事で、最後までガッツリと食べたいものを食べ、旨いクラフトビールを飲んで、思いっきり満喫させてもらいました。
ビアバーとは思えないほどの料理のバリエーションとボリューム、もはやクラフトビールを飲まない人にもお薦めしたくなってくる、すごいコスパの食べ放題でした。
こんな店があるとは知らなかった!という川崎市民には超お薦めの一軒ですよ!
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