トヨタ「カローラ」発売50周年で歴代モデル展示

トヨタ「カローラ」発売50周年で歴代モデル展示
全世界で販売台数が4000万台を超え、日本のマイカーブームの先駆けにもなったトヨタ自動車の「カローラ」が、ことしで発売から50年となるのを記念して、歴代のモデルなどを展示する催しが開かれています。
この催しは、国内外の自動車メーカーが造った歴代の名車を紹介するものです。中でもトヨタ自動車の主力車種「カローラ」が、昭和41年の発売開始から50年になるのを記念したコーナーが注目されています。
初代のモデルをはじめ、昭和47年に発売されて人気を集めたスポーツタイプのモデルも展示されていて、この車を運転したという65歳の男性は「当時、憧れの車でした。若い時に友人に借りて軽井沢までドライブに出かけたことを今でも思い出します」と話していました。
「カローラ」は、手ごろな価格と使いやすさで日本のマイカーブームの先駆けとなった車で、昭和44年から33年連続で国内の新車販売でトップとなりました。
平成23年にはギネス世界記録の「世界で最も生産された車」に認定され、全世界の累計の販売台数は4300万台を超えています。
現在の開発責任者の小西良樹チーフエンジニアは、「50周年を迎え、歴代の開発者がつないだたすきの重みを感じます。デザインも格好よく、走りも楽しい車を今後も世の中の人にひとしく届けていきたい」と話していました。
この催しは、千葉市美浜区の「幕張メッセ」で7日まで開かれています。