>  >  > 稲田朋美に海外メディアが一斉に警戒感

稲田朋美防衛相の軍国主義思想にロイター、APなど海外メディアが一斉に警戒感! でも日本のマスコミは沈黙

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
inadatomomi_151014.jpg
稲田朋美公式サイトより


 第三次安倍改造内閣で安倍首相が防衛相に任命した自民党・稲田朋美衆議院議員。8月4日、就任後初の会見で、日中戦争などが日本の侵略戦争だとの認識があるか質問され、こう答えた。

「侵略か侵略でないかは評価の問題であって、一概には言えない」
「私の個人的な見解をここで述べるべきではないと思います」

 曖昧な回答で明言を避けたのは、本音では日本の侵略や戦争責任を否定したい歴史修正主義者だからに他ならない。実際、稲田氏は自民党きっての極右タカ派で、安倍政権による戦前回帰の旗振り役。本サイトではこれまで、稲田氏の経済的徴兵制推進など、その軍国主義丸出しの発言の数々を伝えてきた。

 ところが、こうした稲田氏の極右政治家としての本質を、日本のマスコミ、とくにテレビメディアはほとんど触れようとせずに、ただ“将来の総理候補”ともてはやすばかりだ。

 しかし、そんな国内マスコミとは対照的に、世界のメディアはその危険性を盛んに報道している。

 たとえば、英タイムズ紙は3日付電子版で、「戦中日本の残虐行為否定論者が防衛トップに」(Atrocity denier set to be Japan’s defence chief)との見出しで、冒頭から稲田氏について「第二次世界大戦中の日本の残虐行為の数々に異議を唱え、日本の核武装をも検討すべきとする女性」と紹介した。

 また英ロイター通信も3日付の「日本の首相は経済回復を誓いながらも、新たな内閣にタカ派防衛相を迎える」(Japan's PM picks hawkish defense minister for new cabinet, vows economic recover)という記事で、稲田氏の写真を冒頭に掲載し、大きく取り上げている。

「新たに防衛相に就任する稲田朋美(前・自民党政調会長)は、日本の戦後や平和憲法、日本の保守派が第二次世界大戦の屈辱的な敗戦の象徴として捉えている平和憲法や戦後を改めるという安倍首相の目標を分かち合っている」

リテラのSNS

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

関連リンク

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 あさイチで有働、井ノ原が戦争に危機感
2 マツコが小池百合子にNG発言の理由
3 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
4 防衛相・稲田朋美の軍国主義丸出し発言
5 都知事選責任逃れ、石原伸晃の言行録
6 フジ『バイキング』で金美齢が部落差別
7 香取慎吾がキムタクに激怒報道の裏側
8 サッカーとナショナリズム、差別の関係
9 キムタク最大のタブーとは?
10 天皇の「生前退位」は安倍改憲への抵抗
11 イノッチが『あさイチ』舞台裏で激怒!
12 曽野綾子も野田聖子に障がい者ヘイト
13 林真理子がなんとキムタク批判!
14 SMAPを殺したのはキムタク
15 木村拓哉が騒動後初インタビューで矛盾
16 在日差別に怯え続けた芸能人の苦悩
17 日本会議支部が在特会・桜井を大応援
18 さんま・中居SMAPトークのヤバい部分
19 稲田朋美が「男も女も自衛隊体験を」
20 グッディ!土田マジギレ真の原因
PR
PR
1あさイチで有働、井ノ原が戦争に危機感
2防衛相・稲田朋美の軍国主義丸出し発言
3石原慎太郎もネットも障がい者排除支持
4安倍政権の沖縄いじめがヒドい!
5曽野綾子も野田聖子に障がい者ヘイト
6小池百合子は“女性の味方”じゃない!
7自民党ネトサポが「植松容疑者は正論」
8都知事選は小池百合子が大差で圧勝!
9相模原事件容疑者は安倍、百田ファン?
10植松容疑者は新自由主主義政策と地続き
11小池百合子が「東京に核ミサイル配備」
12雨宮塔子が子供捨てたバッシングに反論
13安倍応援団「東京五輪で人権制限を」
14マツコが小池百合子にNG発言の理由
15小池が安倍と手を組み改憲の扇動役に
16都知事選責任逃れ、石原伸晃の言行録
17改憲勢力2/3に直木賞作家が危機感!
18小池百合子と橋下徹の危険な共通性!
19酷すぎ!小池百合子も沖縄ヘイト発言
20ポケモンGOで自民党とマスコミの姑息
PR
PR

カテゴリ別ランキング


人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」