リビア空爆の詳細発表
【ワシントン会川晴之】米アフリカ軍は4日、過激派組織「イスラム国」(IS)のリビア最大拠点である中部シルトで1日から始めた空爆について、詳細な状況を発表した。
初日の空爆で、T72型戦車とT55型戦車をそれぞれ1台ずつ破壊したほか、2台の戦闘支援車両などを破壊した。2日にはロケットランチャー、3日にはライフル銃を装備したトラックなどを攻撃した。
また、リビア沖に展開していると見られる強襲揚陸艦「ワスプ」から、ハリアー戦闘機が空爆に発進する映像や、T72型戦車を精密誘導弾で攻撃した映像も合わせて発表した。
米軍は、リビアで統一政府樹立を目指す大統領評議会の要請に基づき空爆を始めた。