ニューヨーク=畑中徹
2016年8月5日07時48分
■ハイチュウUSA(上)
ニューヨーク市中心部のマディソン・スクエア・ガーデン。ここを本拠地とするNBA(米プロバスケットボール協会)のニックスの試合では、合間に名物企画がある。
“HI-CHEW”
中央の巨大スクリーンに、森永製菓のソフトキャンディー「ハイチュウ」の商品とロゴが大写しになった。会場にアナウンスが響く。「ここからはハイチュウの提供です」
リポーターに扮した子どもたちが、選手らに「もしスーパーヒーローになれるとしたら何がいい?」といった可愛らしい質問をするコーナーだ。ニックスとは2年前にスポンサー契約を結んだ。おかげでほとんどのニックスファンはハイチュウを知っている。
日本では1975年の発売以来、おなじみのハイチュウ。最近は全米で広く認知され、駅の売店やコンビニエンスストアなど街のあちこちで買える。地方にも広がってきた。
ニューヨーク在住のダリル・ホーマー(26)は「ハイチュウに、はまっています」。リオデジャネイロ五輪で男子フェンシングの米代表だ。「ガムみたいにかめるのに自然に溶けて飲み込める。独特の食感も好き。練習や試合の合間に食べています」
森永米国子会社の総務担当マネジャー、森永慶太は誇らしげだ。「あのウォルマート・ストアーズの菓子棚にも今春から置いてあります」。全米5千店超を持つ米小売り最大手での採用は、米国のスーパーであまり見かけない日本の菓子類としては快挙だ。
日本で独自に進化した「ガラパゴス菓子」が、なぜいま米国で?
以前から細々と売ってはいたが…
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