スカイマーク支援決定から1年 国内外で路線増へ
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去年、経営破綻した航空会社、スカイマークの支援企業が決まってから5日で1年となります。スカイマークの佐山展生会長はNHKの取材に対し、「国内路線の拡大と海外進出が必須だ」と述べ、4年後の再上場を目指し、国内外で路線を増やしていく考えを示しました。
去年1月に経営破綻したスカイマークは、1年前の5日、国内の投資ファンド、インテグラルやANAホールディングスなどの支援を受けて、再建を進めることが決まりました。
スカイマークは採算の悪い路線から撤退するなどコスト削減を進め、昨年度(平成27年度)は本業のもうけを示す営業損益が3年ぶりに黒字に転じました。
ただ、厳しい競争が続くなか、成長戦略が課題となっていて、スカイマークの佐山展生会長はNHKの取材に対し「国内路線の拡大と海外進出が必須だ」と述べ、4年後の再上場を目指し、国内外で路線を増やしていく考えを示しました。
このうち、国内線についてはまだ白紙だとしたうえで、「いったん撤退した仙台空港と熊本空港は候補地だ。誘致に熱心な沖縄県や鳥取県も含め、よく検討して決めたい」と述べました。
一方、国際線については、「2020年に羽田空港の国際線の発着枠が増える見通しなので、台湾、香港、韓国、サイパンに運航の実績を作りたい」と述べ、国際線のチャーター便の運航を再開したいという考えを示しました。
スカイマークは採算の悪い路線から撤退するなどコスト削減を進め、昨年度(平成27年度)は本業のもうけを示す営業損益が3年ぶりに黒字に転じました。
ただ、厳しい競争が続くなか、成長戦略が課題となっていて、スカイマークの佐山展生会長はNHKの取材に対し「国内路線の拡大と海外進出が必須だ」と述べ、4年後の再上場を目指し、国内外で路線を増やしていく考えを示しました。
このうち、国内線についてはまだ白紙だとしたうえで、「いったん撤退した仙台空港と熊本空港は候補地だ。誘致に熱心な沖縄県や鳥取県も含め、よく検討して決めたい」と述べました。
一方、国際線については、「2020年に羽田空港の国際線の発着枠が増える見通しなので、台湾、香港、韓国、サイパンに運航の実績を作りたい」と述べ、国際線のチャーター便の運航を再開したいという考えを示しました。