「正解できなければ発砲」…大学教授を懲戒解雇

読売新聞 / 2016年8月3日 19時19分

 大東文化大(東京)は3日、文学部中国学科の男性教授が、講義中に学生にモデルガンを突きつけ「正解できなかったら発砲する」と脅すなどしたとして、この教授を懲戒解雇としたことを明らかにした。

 同大によると、男性教授は60歳代で中国の文化などを教えており、昨年度の講義中にモデルガンを学生に突きつけたり、複数の学生に「バカ」「アホ」などの暴言を繰り返したりしていた。また、大学構内でエアガンを試し撃ちする、模造刀を振り回すといった行為があったという。

 今春、複数の学生から訴えが寄せられ、同大で調査していた。教授は同大の調査に対し「銃の握り方を見せるために持って行った。たまたま銃口が向いた」などと話しているという。太田政男学長は「お びするとともに再発防止に努めたい」とのコメントを出した。

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