先月18日,宅地建物取引士資格試験を受けてきました.
受験することは唐突に決まりました.たまたま見ていたテレビ番組で,不動産屋さんを営むご高齢の方が3ヶ月の勉強で宅建主任者試験に受かったとのことなので,「あなたも取りなさいよ」と指令が下ったためです.結果は・・・
主任者試験と書きました.そう,昨年までは宅地建物取引主任者資格試験でした.
今年から士業に格上げされたのです.
士業への変更で「難易度が上がるかもしれない」と巷で噂されていましたが,準備期間もろくにないまま初受験なので問題が難しいかどうかも良くわかりません.
結果は・・・29点.平常心で臨めば少なくともあと7点はとれたはず.とても悔しい思いをしました.
29点は予想合格点の大穴になっているようです.31点が本命.
ですが,士業格上げ元年がどう影響するか今のところ不明です.資格の難易度を上げるため,司法書士試験のように足切り点を設定する可能性もあります.
過去の宅建試験の合格点の最高は36点.どの参考書に書いてあると思いますが,36点とればまず不合格はないと考えられています.このため,36点が宅建試験の目標点とされています.試験は50点満点なので,72%得点に相当.もし36点を合格最低点にしたら・・・阿鼻叫喚でしょうね.
ただし,宅建士は不動産取引の際に行われる重要事項説明を独占して担う職の上,不動産屋さんで5人のうち1人は必ず宅建士を設置するよう定められている資格です.社員が試験に落ちると事業を営む上でまずいことになる会社があるわけです.この点を考慮するかどうかはわかりませんが,例年通り上位15%〜18%までを合格とするなら,難しかったと評判の今年の試験の合格点が29点の可能性もゼロではない,らしいです.
合格発表は12月2日です.
合否は自分でコントロールできないことなので,考えないようにしています.
それよりも来年に向けて勉強します.
そして,どうせ勉強するなら,他の資格も取ってしまおうと目論んでいます.
宅建士試験の範囲は,民法,宅建業法,法令上の制限,その他(税法等)です.宅建業法,不動産登記,法令上の制限のうち都市計画法・建築基準法等,不動産の譲渡にまつわる税金等はそのままファイナンシャル・プランナー技能検定に使えます.
宅建士資格試験は来年10月16日(日)です.すでにある程度の知識は入っていますので,1年間ずっと宅建試験の勉強ばかりというのは正直つらい.
そこで,まずはファイナンシャルプランナー技能検定3級取得を目指します.
直近のファイナンシャルプランナー(以下FP)技能検定試験は来年1月24日(日)です.受験申し込みはすでに始まっています.今売っている参考書は来年5月試験までしか対応していません.
3級はさほど難しいわけではないらしいです(どちらかというと簡単らしい).とはいえ,参考書を開くと知らないことばかり.
それと,宅建ではどうにもこうにも民法が頭に入りませんでした.将来のステップアップにつながるかどうかはわかりませんが,頭の体操がてら,民法もカバーしておきたい.
ブログ開設したばかりなので,はてなの勉強もしながらです(これが1番困難かも)が,資格の勉強もこつこつ進めます.
【追記】3級合格しました〜