大学の夏休みに都内の実家の引っ越しの作業をしていると、SOTECやらGateWayのパソコンを発掘する。
幼稚園生、小学生の頃に鉄道関係のウェブを見ていたが今のウェブとは似て非なるものだったのを思い出す。
攻殻機動隊やLainにはウェブの湿っぽい自由さというものが描かれていた。
頭が悪くなりそうなキラキラ自慢や、どうしようもないジェンダーバトルなどを見なくて済んだ気がしなくない。
昔のブラウン管やチラツキが多いディスプレイの時の方がウェブはマシだったのかものだろうか。
高精細なディスプレイを持つMacBook ProやiPhone、iPadで見るwebは大企業が提供するコンテンツでしかない。
そして、監視だらけだ。
権力者が人々を監視して、巨大企業ばかりが儲けるものに成り果てたのだろう。
自由さが失われた先には、顔に酷く深いニキビ跡がある容姿が醜い自分は楽しめるものはないと感じている。
監視が行き届き、選ばれたものがいい思いをする世界というのは、高校の時の同級生である慶応女子なハルカちゃんのような人間が守られ楽しむのだろう。
自由になりたい。