プレート窃盗容疑で逮捕の男ら 銅像の窃盗にも関与か

プレート窃盗容疑で逮捕の男ら 銅像の窃盗にも関与か
k10010621441_201608041450_201608041451.mp4
群馬県内で橋の名称が書かれた金属製のプレートを盗んだとして、神奈川県の男2人が警察に逮捕されました。男らは、群馬県や長野県それに静岡県で相次いだ銅像などの窃盗事件の一部について、関与をほのめかしているということで警察が関連を調べています。
逮捕されたのは神奈川県藤沢市の無職、坂庭元次容疑者(37)ら2人です。警察の調べによりますと、2人はことし4月から先月にかけて、群馬県長野原町で国道の橋の名称が書かれた金属製のプレート4枚を盗んだとして、窃盗の疑いが持たれています。警察の調べに対し2人は「生活費欲しさのために盗み、買い取り業者に売った」と供述し、容疑を認めているということです。

群馬県内では、先月、中之条町で歌人の若山牧水の銅像が盗まれたほか、金属製のプレート44枚が盗まれているということです。また、長野県長和町の公園にあった母子像や、浜松市天竜区の国道の橋に取り付けられていた竜のモニュメントも盗まれていて、警察によりますと坂庭容疑者は、いずれの窃盗事件についても関与をほのめかしているということです。警察は、事件のいきさつや銅像やプレートの販売先について捜査を進めています。