雑誌を読めば必ずと言っていいほどある、インタビュー記事。
私も美容院で雑誌を読んだときに、なんとなく芸能人や有名人のインタビュー記事を読むことがあります。
そんなインタビュー記事を、8月末に実際行うことになりました。(ブログ経由で頂いたお仕事ですが、ブログってすごいなーって思います!)
もちろん私はインタビューしたことないし、インタビュー記事なんて書いたことありません。
なので、数日前からちょこちょこインタビュー記事の書き方について、勉強していました^^実践は踏んでいませんが、勉強したことを分かる範囲でココで書いていきたいと思います。
雰囲気を出すために色々小細工もしましたので、楽しんで読んで頂けると嬉しいです。
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概要
インタビュー記事とは?
文字通り、インタビューしたものを記事にします。
もちろん、インタビューしなければインタビュー記事は書けません。
インタビューの目的を考える
個人や経営者とただお話しするだけでは雑談となってしまします。インタビューの目的は、
「個人」・・・こんな風に見てもらいたい。知ってもらいたい、プロフィールの作成などの着地点があるということ。
「企業」・・・自社について(理念や方針など)、製品の紹介。
「イベントの案内」・・・興味をそそるよう、イベントの詳細などを伝える
事前にインタビューの目的をしっかりと考えることで、より鮮明に読者へ伝わる記事へとなります。
一貫して言えることは、取材対象者・企業の「情報を引き出すこと」。これを常に意識しましょう。
実際にインタビューするまでの流れ
インタビューはぶっつけ本番でするものではありません。しっかりと事前準備・先方にアポイントを取ったり、インタビュー後もやることは山積みです。インタビューまでの流れ
- 企画立案、打ち合わせ(インタビューの目的を具体的に考える)
- アポイント、インタビュー場所の決定
- 目的に合わせた質問をいくつか用意する
- インタビュー
- テープ起こし、聞き出した質問を編集
- インタビュー記事仮完成
- 先方チェック、推敲
- 完成
事前準備をしっかりと行い、インタビュー後は目的に合わせ、編集・記事の整理を行いましょう。
インタビューの仕方。実際にインタビューしてみよう!
頭で考えてるだけでは分からん!インタビューしてみたい!誰か良い鴨はおらんかぇ・・・
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いたーーーー!
旦那です。
顔出しNGとの事なんで、犯罪者のようですねー。
「はじめはー、遊びだったんですけどー」
っていうアフレコを入れたくなっちゃいますねー。
では早速!
インタビューの心得
情報をインプットすべし
取材前には、インタビューをさせて頂く方の情報をインプットすることが大切。情報を発信している方なら、事前にブログや著書などを読むと良いですね。
夫はサラリーマンで、ブログもSNSも全く興味がありませんので、本気のインタビューだったらインタビュアー困るだろうなー。
まぁ私はインプットしなくても、今日履いてるパンツの色まで知っているのでこの辺はクリアでしょう!
質問は事前に考えておくべし!
という訳で、いくつか簡単に考えてみました。ここで大事なことは、考えたものを質問するだけで終わらないようにすること。
質問を投げかけ返ってきた答えから、掘り下げられそうなもの・面白くて興味のあることは臨機応変に対応しましょう。
また、より多くの情報を聞けるように、質問は多めに用意しておきましょう。
インタビュアーは身だしなみ・服装に気を使うべし!!
服装や身だしなみがきちんとしている方が、していないよりも取材がうまくいく確率が高い。
(上阪徹 著「職業、ブックライター。上阪徹。」講談社から)
えーー!!家でインタビューするのに、ユニクロのステテコでインタビューしたらダメなん?!
えーえー!!めんどくさっっ
でも臨場感を出すためにはこれくらいしないとダメかぁ・・・
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着替えました(笑)
OL時代のブラウスがどこ探してもなかったので、夫のカッターシャツを拝借。
それっぽさを出すために社員証ならぬ、幼稚園の通園証。
出来るインタビュアーに見せる為、髪もハーフアップにしておきました!!
よし!バッチ来い!
良いインタビューには、挨拶と相槌が大事である
これは当たり前ですよね!相手が気持ちよく話すためには、基本中の基本です。
取材場所も選ぶべし!おもてなしすべし!
ゆったりとした気分で気持ちよく話していただくためには、取材場所も大切です。カフェや会議室の一室。ホテルのラウンジなんかもおススメですね!家だしなー・・・どうしたもんかなー・・・
と、いう訳でセッティングしました。
ちなみにビスコです。そしてインタビュー後、私が美味しく頂きました。
さて早速インタビュー
インタビュー記事のまとめ方について、後程説明したいので2~3質問しました。仕事帰りの夫を捕まえて。
「えーこんにちは。お仕事お疲れ様でございます!早速インタビューします」
「お。。おおぅ」

あ!もしかして天パですか?ご自分の天パについてどうお考えですか?」
💡あくまでも上記の質問は、インタビュー記事のまとめ方の例として出したいため、内容は極めてくだらないものであることをお詫び申し上げます。
インタビュー記事のまとめ方
インタビュー記事のまとめ方には、大きく分けて3種類あります。
上記のしょうもないインタビューを参考に、例をあげていきます。
一人称形式
インタビュアーは一切表に出さず、取材対象者が一人で語る形式です。【良い点】人柄が伝わりやすい。
【例】
「僕は仕事において、協調性を一番重要視しています。それは、皆が気持ちよく働けることが最も大切と考えるからです。
それにより、仕事も家庭も楽しく過ごせたら良いなという願いもあります。
僕は天パなのですが、これからの季節、湿気には気を付けていこうと思います。」
対談(Q&A)形式
先ほど、夫と私のインタビューを顔つきで会話しているように書いたものが、これに当たります。【良い点】読者が読みやすく、空気感も伝わりやすい。
【例】
上記(夫と私)のインタビューを参考にしてください。
三人称形式
ビジネス誌向けの書き方がコレ。こちらは一人称形式とは対照的に、取材対象者の言葉は極力控え、ライターが第三者の立場に立ち客観的に文章を書きあげるものです。
【良い点】ビジネス誌・新聞向けで、重みのある発言に見せたい時、また重みのあるテーマに最適。
【例】
今回取材させて頂いた○○さんは、仕事において協調性を最も重要とされています。
仕事盛りの30代ですが、家庭も仕事も楽しくをモットーに活躍されております。
インタビュー記事のまとめ方
インタビュー記事は聞いたままを、ただまとめるものではありません。
取材対象者が一番言いたい事、読者に伝わってほしい事がストレートに届くような構成にしなければいけません。その為に必要なことは
- 魅力的なタイトルをつける
- インタビューの目的はハッキリさせる
- インタビューしたものを、そのまま書かない。
- 取材対象者の意図をしっかりとくみ取って、言葉で表現する
書いたものを本人に確認してもらい、納得いくものであればOKです^^
まとめ
取材の練習台になってくれたのは、全く面白みのない夫でしたが、参考になりましたでしょうか?ここでは3つしか質問していませんが、実際は10個以上していました(笑)
うっとうしい嫁だなーと心底思ったはずです。
私は正直、とっても楽しかったです。楽しかったから夫がどう思っていようと、あまり関係ありません。
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ぐふっっ
終わりー