高校の調理実習で生徒9人搬送 一酸化炭素中毒か 宮崎

高校の調理実習で生徒9人搬送 一酸化炭素中毒か 宮崎
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4日午前、宮崎県門川町の県立高校で調理実習をしていた生徒9人が、次々に気分が悪いと訴え救急車で病院に搬送されました。全員意識があり、命に別状はないということで、警察は一酸化炭素中毒とみて調べています。
4日午前9時すぎ、宮崎県門川町の県立門川高校の職員から「調理実習をしていた生徒が『気分が悪い』と訴えている」と通報がありました。警察によりますと、女子6人と男子3人の生徒合わせて9人が救急車で病院に搬送されましたが、全員意識があり、命に別状はないということです。

高校によりますと、食品加工を学ぶコースの3年生13人が、実習室でガスオーブンを使いビスケットを作っていたたところ、始めてまもなく女子生徒が気分が悪いと訴え、その後も症状を訴える生徒が相次いだということです。警察は、室内の状況や生徒の症状などから、一酸化炭素中毒とみて詳しく調べています。