初戦の相手ナイジェリア いまだ会場地に到着せず

オリンピックのサッカー日本代表が、予選リーグの初戦で対戦するナイジェリア代表は、試合前日の3日の午前中になっても会場のある都市、ブラジル北部のマナウスに到着できていない事態となっています。
サッカー日本代表は、現地時間の4日に行われる予選リーグの初戦で、アフリカ予選1位のナイジェリアと対戦します。
地元メディアなどによりますと、ナイジェリア代表は、当初は直前合宿を行っていたアメリカのアトランタから先月29日に初戦と第2戦が行われるブラジル北部のマナウスに到着する予定でしたが、資金難のため航空券が手配できず出発を2回延期した末、2日の夜にチャーター機で到着することになっていました。
しかし、ナイジェリア代表は2日には姿を現さず、試合前日となった3日の午前中もマナウス入りできていない事態となっています。午前中からナイジェリア代表のトレーニングが予定されていた練習場には、チームを待ち受ける警備員の姿だけがあり、閑散としていました。
ナイジェリア代表が直前合宿を行っていたアトランタは、試合が行われるマナウスと時差はありませんが、3日午後に到着したとしても、アマゾン地域特有の高温多湿の気候や、長時間のフライトが選手のコンディションに影響を及ぼすのは免れない状況です。