「人生に、文学を。」プロジェクトの
広告コピーについて

日本文学振興会は、7月20日付の新聞各紙で「人生に、文学を。」という見出しのもと、文学振興プロジェクトの広告を掲載しました。そのコピー中の文言、

どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)

について、これをご覧になられた方々から、「アニメを侮辱している」「文学がアニメよりも上位にあるような観点が不快である」というご指摘を複数いただきました。
これらのご指摘を真摯に受け止めて、浅慮を反省する次第です。

日本文学振興会は、アニメは文学に勝るとも劣らない表現手段であり、多大な影響力をもつ芸術であると認識しております。
その上で、文学には文学ならではの感興や味わいがあり、多くの方々にかけがえのない作品に出会っていただきたいと願っています。それが本広告の真意でした。

今後は、この度頂戴したご指摘を踏まえ、細心の注意を払い、配慮を怠らぬようプロジェクトの遂行に当たることを表明いたします。

公益財団法人 日本文学振興会