ニュース
2016年08月04日 09時00分 UPDATE

「定額制」書籍やゲームに拡大 インフラ整備追い風、作品「お試し」も (1/2)

音楽や動画で先行していた定額制サービスが、書籍やゲームにも広がってきた。アマゾンジャパンは3日、電子書籍の読み放題サービスを開始した。

[SankeiBiz]

 音楽や動画で先行していた定額制サービスが、書籍やゲームにも広がってきた。アマゾンジャパンは3日、電子書籍の読み放題サービスを開始した。定額制については、大容量のデータを通信できるインフラの整備や、スマートフォンなど高機能端末の普及を背景に利便性の高いサービスが実現され、人気になっている。

画像 アマゾンが提供する電子書籍定額読み放題サービスの画面【拡大】

 定額制サービスは、利用者が自身の好きなジャンル、作者の作品を次々と楽しむという利用法もあるが、これまで関心がなかったジャンルを含め、いろいろな作品を試す契機にもなる。例えば、アマゾンの読み放題サービス「キンドル アンリミテッド」では、石田衣良氏の人気小説「池袋ウエストゲートパーク」シリーズは1巻のみが対象。シリーズの魅力を伝え、2巻以降の販売につなげる狙いがあるとみられる。

 こうした定額制ならではの利点は、音楽配信サービスでも意識されている。サイバーエージェントが提供する音楽配信サービス「AWA」では、他の利用者がつくった「プレイリスト」に選ばれた曲を聴くことができるようにして、利用者に「音楽の幅を広げていただいている」(同社)という。

 また、NTTドコモの音楽配信サービス「dヒッツ」は、独占して配信する邦楽のアーティストの顔ぶれを強調。動画配信のネットフリックスも来年、ドラマなどの独自作品を今年の2倍に相当する1200時間に増やし、差別化を競っている。

       1|2 次のページへ

Copyright (c) 2016 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -