テスラ・モーターズ(ティッカーシンボル:TSLA)が第2四半期決算を発表しています。

EPS:予想-65¢、結果-$1.06
売上高:予想16.5億ドル、結果15.6億ドル


売上高成長率は前年比+30.5%でした。

なおテスラ・モーターズは7月に利益警告済みです。

「モデルS」の新規受注は去年同期を上回りました。「モデルX」への注文と合せると、受注額は前年比+67%でした。

第2四半期の納車数は1.44万台でした。その内訳は「モデルS」が9764台、「モデルX」が4638台でした。

ノンGAAPグロスマージンは20.8%でした。

2016年下半期は「モデルS」と「モデルX」を合わせて5万台納車できると見込んでいます。第3四半期末の時点での生産ペースは毎週当り2200台に達すると見込んでいます。第4四半期には毎週当り2400台の生産まで持って行くつもりです。

リース比率は現在の8%から15%へ上昇すると見込んでいます。現在はリースを組む銀行パートナーの設定した枠の上限まで来ているので、リース比率をこれ以上高めることはできませんが、新しい金融機関と交渉中です。

リース車の売上高は毎月のリース代金の入金に応じて計上します。

生産効率の向上が、マージンの拡大に寄与すると予想しています。第3、第4四半期にかけて2~3%程度のマージン拡大を見込んでいます。

2016年の設備投資額は22.5億ドルを見込んでいます。

ギガファクトリーは当初の予定通り2017年後半から「モデル3」を量産する見込みです。既にプレスやペイント作業などの一部の生産設備は据え付けが始まっています。ボディならびに組み立てラインは今年後半に建設される予定です。電池に関しては2018年までに年間35ギガワットを生産できる体制にもってゆく予定です。

tsla