ついにハローワーク通いの日々が始まった
前回はハローワークに行って自分が失業者であることの手続きを行いました。そのときの模様はこの記事に詳しく書いてあります。
その手続きの時に今後の流れの説明を受けましたが、まず雇用保険説明会があって、その次に初回講習会があります。ただし、これは日時を全く選べないことと自分の場合ではこの順番でしたが、初回講習と雇用説明会が逆の場合もあるようです。
雇用保険説明会の内容
前回も書きましたが、今後、ハローワークに通う曜日は最初に手続きをした曜日によって決まります。自分の場合は手続きに行った日が火曜日でしたので、火曜日が講習に行かなければいけない日として決められます。
雇用保険説明会は14:00から始まり1時間30分ほどで終わりました。その内容は最初の40分が映像を見て、残りは担当の人が3人ほど入れ替わりつつ前でしゃべります。その内容はこのようなものです。それぞれを簡単に説明します。
- 失業認定の定義
- 講習が3回必要
- 不正受給の注意
- 再就職手当ての内容
- 国民年金への移行
失業認定の定義
失業給付金をもらえる人というのは、以下の4つの条件を満たしていないといけません。
- 「すぐにでも就職したい」という意思がある
- すぐに就職できる状態である
- 積極的に求職活動をしている
- まだ就職が決まっていない
ということで、就職する気がなく就職できない状態で求職活動を全くしない人は、失業給付金をあげません!てなことです。
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講習が3回必要
積極的な求職活動をしているかどうか?の考え方で、ハローワークが行う講習を決まった期間(だいたい3ヶ月、厳密には給付金支給日まで)に3回以上受けていないとダメだそうです。ただ、何が求職活動として認められるかが大事な部分で、自分でネットで調べたりするのはカウントされません。講習以外にもハローワークで行われる職業相談やハローワークから紹介される企業の面接などがカウントされるのですが、ハローワークの講習を受けるのが手っ取り早いのかと思っています。そして、初回講習会もカウントされますので、これに参加してその報告を近々行います。
不正受給の注意
不正受給とは、失業しているのに働いて稼いでいるのにも関わらず、失業給付金をもらうことです。で、不正受給した場合3倍返しだ!とこれを何度も担当の人が強調してくれましたので、いまでも耳に残っています。『3倍返しだ!』
例えば50万円不正受給した場合
- 返還命令 50万円
- 納付命令 100万円
- 延滞金 50万円にかかる利息
この説明のときに気になったのは、不労所得についての説明が全くなかったことです。確かに、自分が元働いていた会社に言われて手伝いに行って無給で働いたとしても、それも報告してください!と言われるのはわかります。しかし、例えば自分が身の回りの物をネットオークションで売って収入を得た場合はどうなるのか?
もっと言えば、このブログで稼いだ場合、ブログを書いていることは仕事とカウントされるのか?最初の失業認定のときには、自分が働いたことの申請をしなければなりません。しかし、この線引きがどうなるのか?これも近々ハローワークに行くので説明を受けてきます。しかし、それが蛇足になる可能性もあり。
などと書いていますが、ちょっと調べてみると、どうやらブログやアフェリエイトの収入はカウントされないようです。ただしハローワークによって解釈の違いがあるかもしれないので、各自確認が必要だろうとのことです。やっぱ同じこと考える人っているんですね。
再就職手当ての内容
すいません。自分の場合は関係ないと思って適当に聞いていました。いくつかのルールがありますが、失業給付金をもらっている最中でも再就職すれば、もらえるはずだった失業給付金の何割かがもらえる問うような内容です。
しかし、ちょっとだけ気になったのが離職した会社に再就職しても認めてもらえないことです。これは離職と再就職を繰り返す場合は認めない!ということだと思うのですが、自分の場合なんてスイミングスクールのコーチという特殊な仕事でしたので、再就職するとなれば自分の経験を生かせるのは同じスイミングスクールとなります。ということは、別のスイミングスクールに行けばいいのですが、この世界は狭く自分が別のスイミングスクールにいたことはちょっと調べればわかってしまうので、なかなか別のスイミングスクール会社には再就職が難しいのです。特に自分みたいなおっさんの場合は余計にね。
ということで、再就職をするのが離職した会社の場合を認めないルールがある限り、自分は聞く耳をなかなか持てないのでありました。
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国民年金への移行
これも自分は完結しているので耳では話を聞きながら、頭の中ではブログの記事のことを考えていました。たぶん、国民年金に移行しない人がいるので、取りっぱぐれの無いようにここで手続きも出来ますよ、と手ぐすね引いて待っておられました。ただ、国民年金の減免についても手続きできるので、なんだかやさしさを感じましたが、自分だまされてますか?
せっかくハローワークに来たので
年金の説明が終わると失業保険の説明会は解散となりました。参加者約50名ともお別れともなります。国民年金の手続きをする人、サッサと帰る人、担当の人に説明を受ける人、各自好きなことをしていましたが、自分はせっかくハローワークに来たのでウロウロしようかと思いました。
興味があったのが、果たして自分のやっていたスイミングスクールのコーチという特殊な仕事の求人があるのか?ということです。フラフラと掲示板に貼られている求人案内を見ていると、当然ながら水泳に関する仕事は皆無です。当然です。そんなものなのです。しかし、これはあくまでも情報の一部であり、残りの九部はコンピューターに入っているはずです。当然、自分はコンピューターを目指しました。
コンピューターで調べてみる
大阪梅田のハローワークにはかなりの数、50台くらいのPCが使えるように設置してあります。どうやらタッチペンで操作出来るようで、使っている人の後ろを通りながら眺めるだけで、なんとなく操作方法がわかります。
おもむろに空いているPCの前に座って適当に操作をしてみます。自分の興味はスイミングスクールのコーチの仕事の求人はあるのか?ということですので、いろいろ調べていくと・・・ありました!しかし、場所が滋賀。
なるほど、勤務場所の設定を間違えたと思ってやり直そうと思うと、今度は操作が出来なくなりました。アレ?ここで気が付けばよかったのですが・・・
どうやら申請が必要です
これはおかしいと思って別のPCに移動すると使えたので、さっきのはPCの調子が割るだけだろうと思ったら・・・自分の席の後ろに自分よりさらにおっさんが立っていて、『オイ!そこは俺の場所だ!』と手にカードを持っています。あらゴメンナサイ。
どうやらPCを使うのに申請が必要だったみたいで、さっき自分が使えたのは、誰かが使っていた残り香で、たまたま座ったところで使えたのは、うしろのさらにおっさんが申請を出してくれたから使えただけのようです。みなさんは、このようなことが無いように気をつけてくださいね。
うむ、ハローワークとは係りの人は優しいけれど、仕事を探している人にとっては戦場なんだと感じました。そりゃそうですよね。自分は仕事探すつもりがないですから。
最後に
次回は初回講習会に参加して、その模様を記事にしたいと思います。
でわ、股!!
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