【コラム】8月7日閉館の「渋谷パルコ」リニューアルのキーマンを直撃 「3年後にデジタルが融合した世界最先端の商業施設目指す」
COLUMN
2016/08/03

8月7日に閉館する渋谷パルコ。「PARCO」の「R」はシン・ゴジラ(画像右上)が持っている
泉水常務執行役は「これから話すことは全て僕の妄想」と前置きした上で、新生渋谷パルコの姿について「日本だけでなく、アジアの、いや世界最先端の商業施設にする。2019年という東京オリンピック前夜には、東京には今以上に世界中から観光客が訪れる。新生『渋谷パルコ』で、渋谷が世界有数のファッションタウンであることを示したい」と意気込みを語る。

泉水隆パルコ常務執行役
パルコは14年の池袋の「ピーダッシュパルコ」リニューアルでインタラクティブな動画サイト「ニコニコ動画」の大型スタジオ「ニコニコ本社」を導入。「渋谷パルコ」でも15年3月にEC専業アパレルの夢展望のショールーミングストアをオープンするなど、売り場にデジタルを積極的に取り入れてきた。泉水常務執行役は、「3年後を正確に予想するのは難しいが、商業施設は完全に“モノを売る場”から、コトや体験を共有する場に変わるだろう」。こうした変化をさらに後押しするのが、ECとリアル店舗が融合したオムニ化だ。「すでにテナント側はバックヤードの物流革命により、売り場のショールミング化が可能になっている。デベロッパー側が追いついていないだけだ。パルコとしてはすでに答えは出ていて、少なくとも『渋谷パルコ』に関しては、家賃は固定制に変わるだろう」と語る。