こんにちわどうもてんたまです。
2016夏アニメ「91days」を一通り視聴しましたので、その作風をさわり程度にご紹介します。
作品のスタイルは「マフィア・ギャング+ダーティぽい雰囲気+復讐劇」となっています。
雰囲気としては前期のアニメでやっていたジョーカーゲームと似てると思います。
こちらの雰囲気がお好きな人は良かったら覗いて行ってください。
そうでない人もどんなアニメか気になったら良かったらどうぞ!
91days紹介
91daysとは?
デュラララ!! などを手掛けたアニメ制作会社「朱夏制作」の原作の無いオリジナルアニメ。
物語は禁酒法時代にローレスと呼ばれる町で、マフィアの紛争に巻き込まれ皆殺しにされたある家族の唯一生き残りであったアンジェロと言う少年は、アヴィリオと名前を変え、とある町でひっそりと暮らしていた。
そんな時、差出人不明の一通の手紙がアヴィリオの元に届く。
その手紙を見たアヴィリオは、その内容がきっかけとなり家族を殺したマフィアに復讐するためローレスに舞い戻る事になる…と言う物語となっている。
作風紹介
禁酒法とは? その年代を感じられる洋画みたいな雰囲気が良い。
禁酒法時代と言えば1920年代のアメリカですが、この当時ビールの名産地が敵国のドイツなど色々大人の事情があった事から、お酒を飲んではいけませんと言う「禁酒法」と言う法律が出来た時代でしたが、勿論じゃあ飲みません、と言う訳になるはずもなく、当時の人は法の抜け道を見つけて飲みまくっていたそうです。
それでもお酒を飲むのに一苦労しなくてはいけなかった訳で、その事から裏で流されるお酒の価値は当然跳ね上がります。
そしてそんな御禁制の品になれば、当時の裏社会、マフィアやギャングなどしのぎとして目を付けられて当然な訳ですが、91daysはそんな酒の取り扱いめぐって島の争いをしているマフィアたちの紛争が舞台になっています。
そんな時代と場所を思わせるダーティーさが作品に表現されていてとても良い。
そしてこう言う話にはお決まりの酒場の銃撃戦など、安易にマシンガンをバリバリバリ撃ってしまう辺りが、よく年代物アニメで使われている表現だけあって、非常に時代設定が分かりやすい演出でとても良いですね。
そしてそんな年代を感じさせるしぶい演出や表現が織りなす世界観は、まるでアニメで洋画を見ているようでとても惹きこまれます。
仇と仲良くなりつつ復讐しようとするアヴィリオの心情
復讐の為にマフィアのファミリーに近づいたアヴィリオ。
そして恐らくはそんな事はほぼ知らないアヴィリオの家族を殺したマフィアたち。
会話を重ねれ家族を殺した残忍なマフィアたちにも人間らしい一面も見えてくる。
そんな人間らしい態度でアヴィリオと接し仲良くしようとするマフィアたちも、やはり復讐の為にアヴィリオは躊躇なく冷徹に全て殺してしまうのか?
そこの人間ドラマがどう展開していくのか、またそこら辺のアヴィリオの心情は一体どうなってるのか大変興味深く、物語に惹きこまれていく面白さがありますよね。
ギャグにセンスを感じる。
ダーティでどこまでもシリアスな話と思いきや、追ってきた脳筋のアサシンなどいきなり車で引いたりするなど、いきなり笑わしてくれる展開もあって非常に面白い。
こう言うギャップから来る笑いは卑怯ですよねw
個人的評価&まとめ
このアニメは最近の萌えもしくは女性向けをターゲットにして作ってはおらず、純粋に物語を楽しむために作られた作品だと思うので、萌えや女性向けと言ったそこら辺の要素が無いと食指が動かない人には不向きなアニメかも知れません。
なのでとりあえず根本的なアニメの好き嫌いが無い物語を楽しむタイプで、こう言う昔のマフィア物みたいなそう言った年代物的雰囲気が漂う作品が好きなら。
☆☆☆☆★
の面白さがあると思います。
そしてこう言った作風に興味が無い、と言う人でも見ていると洋画のような惹きこまれるような面白さがあり、普通に面白いと思いますので。
☆☆☆★★+
位の評価を持った面白さがあると思います。
ちなみに筆者後者で、こう言ったマフィア物の雰囲気はルパンとか、または洋画で見た事があるので分からなくは無いのですが、でものめり込むほど興味ないと言う感じで。
そんな私でも面白く見られたし、何より作品に惹きこまれる面白さを感じたので、この評価にさせて頂きました。
たぶん作風に興味が無い人は敬遠しそうなアニメになると思いますが、しかし見てみれば中々に面白いと感じて頂けると思いますので、是非に視聴をお勧めしたい作品の一つです。
良かったらどうぞ!
と言うところで2016夏アニメ「91days」の紹介の話は終わりにしたいと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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