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【内閣改造】
稲田朋美氏の防衛相起用に中国、「右翼」女性政治家と警戒感あらわに
安倍晋三首相が稲田朋美政調会長を防衛相に起用する方針を固めたことを中国メディアは2日、日本メディアの報道を引用して伝えた。歴史問題で強硬路線を取る「右翼」の女性政治家として紹介し、警戒感をあらわにした。
中国外務省は共同通信の文書による質問に対し「(日本の)内政に関する問題なのでコメントしない」と口頭で回答した。
中国の通信社、中国新聞社(電子版)は稲田氏が行政改革担当相を務めていた際、靖国神社を参拝したと指摘。歴史問題や安保政策では安倍首相の「代弁者」で、首相と政治理念が近いと分析した。東京都知事に就任した小池百合子氏に続き女性で2人目の防衛相になることにも触れた。(共同)