授業中に学生にモデルガンを突きつけたり、暴言を繰り返したりしたとして、大東文化大学(東京都板橋区)は3日、文学部の60代の男性教授を懲戒解雇の処分にしたと明らかにした。

 同大によると、教授は昨年度の授業中、質問に答えさせるために2人の男子学生にモデルガンを突きつけ、別の複数の学生に「バカ」と暴言を繰り返した。また、資料室で銅板(厚さ3ミリ)を標的にエアガンを発射し、模造刀でカボチャをたたき割ったこともあった。大学側が銅板を調べたところ、無数のくぼみがあったという。

 エアガンを発射する現場を男子学生の1人が目撃。大学側は「学生に恐怖を与える極めて悪質な行為」と判断し、先月27日の理事会で処分を決めた。

 授業は古代中国の歴史や文化がテーマで、教授は大学の調査に対し、「学生に興味を持ってもらうため銃の握り方を見せた。『バカ』は親しみを込めて言った」と話したという。同大を運営する大東文化学園の古川陽二常務理事は「あってはならないことで厳正に対処した。再発防止に努めたい」とコメントした。