6月の住宅着工戸数 6か月ぶりに減少

6月の住宅着工戸数 6か月ぶりに減少
先月、全国で着工された住宅の戸数は、去年、大型マンションの建設が相次いだ反動で6か月ぶりに減少しました。
国土交通省によりますと、先月、全国で着工された住宅の戸数は8万5953戸と、去年の同じ月を2.5%下回り、6か月ぶりに減少しました。内訳を見ますと、マンションや建て売り住宅の「分譲住宅」は、去年の同じ月に大型マンションの建設が相次いだことの反動で2万1617戸と、去年より15.2%減りました。一方で、賃貸住宅の「貸家」は3万6910戸と去年より3.7%、注文住宅を指す「持ち家」も2万6944戸と去年より1.1%、それぞれ増えました。

国土交通省は「去年の反動で着工戸数は減ったが、水準自体は持ち直しが続いている」と話しています。