フェイスブック 大幅な増収増益 動画広告が好調

フェイスブック 大幅な増収増益 動画広告が好調
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世界最大の交流サイトを運営するアメリカのフェイスブックは、ことし4月から6月までの決算を発表し、スマートフォン向けの動画広告の事業が好調だったことなどから大幅な増収増益となりました。
フェイスブックが27日に発表した、ことし4月から6月までの決算によりますと、売り上げは64億3600万ドル(日本円でおよそ6800億円)となり、前の年の同じ時期を59%上回りました。
最終的な利益は20億5500万ドル(日本円でおよそ2200億円)と、前の年の2.9倍となり、大幅な増収増益となりました。
これは、フェイスブックの月間の利用者が前の年より15%多い17億1000万人に増え、とりわけスマートフォン向けの動画広告の事業が好調だったことなどによるものです。
また、電話会見でマーク・ザッカーバーグCEOは、ゲームアプリ「ポケモンGO」について「楽しんでいる」と話したうえで、ゲームに導入されている現実の風景の中にキャラクターが現れる「AR=拡張現実」の技術は将来、交流サイトの中でも重要な機能になると述べ、開発を進めていることを明らかにしました。