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別府署隠しカメラ、関係者ら憤り広がる NEW!

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 「プライバシーの侵害ではないか」「警察がこんなことをするとは驚きだ」。参院選で野党候補を支援していた団体が選挙活動に利用していた別府市内の建物の敷地に別府署員が隠しカメラを設置していた問題で3日、関係者には憤りが広がっている。

 建物を使用している連合大分東部地域協議会の矢須田士(ものぶ)事務局長は「不特定多数の人が撮影されたことは政治運動への弾圧と捉えられかねない出来事で、ゆゆしき問題だ」とする。カメラが設置されていた時期には、勤め先とのトラブルを抱え、労働相談に訪れた人も数人が出入りしたといい、「人権侵害の恐れもある」と憤る。
 建物に地区組織が入る県平和運動センターなどの支援を受ける加藤信康別府市議は「こんなことが本当にありうるのか」と絶句。「事実だとすれば、過去からやっていたのでは、と思われてもしょうがない」と懸念した。
 連合大分などによると、カメラが設置されていたのは敷地西側の草むらだった場所の奥。2台が設置され、1台は樹木の幹、もう1台は別の木の根元にあった。それぞれ結束バンドで固定され、玄関や駐車場周辺を個人の顔を識別できるレベルで映していたという。
 カメラは選挙運動期間中の6月24日に見つかり、関係者が同署に届け出た。その週末、同署が署員によってカメラが設置されたことを認めて、連合大分の関係者に経緯を説明。敷地に無断で入って設置したことは建造物侵入罪に当たる可能性があるとして謝罪したという。
 連合大分は「なぜ、この場所に設置したのかは分からない。警察は捜査中なので言えないとしている」。県平和運動センターは「何のために設置したのか、県警に説明を求めている」と話した。
※この記事は、8月3日大分合同新聞夕刊12ページに掲載されています。

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