ソウル=牧野愛博
2016年8月3日13時22分
北朝鮮は3日午前7時50分ごろ、朝鮮半島西岸の黄海南道殷栗郡(ファンヘナムドウンリュルグン)付近から弾道ミサイル1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。日本防衛省によると、ミサイルは朝鮮半島を横断し、午前8時5分ごろに秋田県・男鹿半島の西方約250キロの日本海上に落下した模様だ。日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる。
防衛省によると、日本のEEZ内に北朝鮮のミサイルが落下したのは、1998年に日本列島を越えて三陸沖の太平洋に落ちた時以来で2回目。日本海側は初めてだという。海上保安庁関係者によると、落下したとみられる海域の近くには、全国から漁船が集まる漁場があるという。
米戦略軍によると、北朝鮮が発射したミサイルは2発。1発目は発射直後に爆発し、2発目が日本海に落下したとしている。
韓国国防省によれば、日本海に…
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朝日新聞国際報道部
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