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別府署が野党側団体敷地に隠しカメラ 参院選期間中

 参院選の選挙期間中、民進党や社民党の候補を支援する団体が選挙活動に使っていた別府市内の建物の敷地に、別府署員が隠しカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことが2日、関係者への取材で分かった。カメラは無許可で設置されたといい、建造物侵入罪などに当たる可能性がある。県警の捜査手法が問題視されそうだ。

 関係者によると、隠しカメラがあったのは、別府市南荘園町にある連合大分東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入る別府地区労働福祉会館の敷地。敷地内の草むらに2台が設置され、1台は玄関の出入りを、もう1台は駐車場の車などを映していたという。
 選挙期間中の6月23日に草刈りをした後、草むらだった場所からカメラが見つかり同署に連絡した。カメラの記録媒体には、公示日の22日ごろからの映像が録画されていたとみられる。後日、同署の幹部が関係者に経緯を説明したという。選挙期間中、建物は民進党や社民党候補者らの地区の選対事務所があり、支持者らが出入りをしていた。
 刑事事件に詳しい県内の弁護士は「事務所側に設置を依頼すれば当然、拒否されたことが予想され、建造物侵入罪に当たる可能性がある。違法性があるのではないか。出入りする人のプライバシーを侵害しており問題だ」としている。
 県警の小代義之刑事部長は「別府署から報告を受け、県警本部として事実関係を調査している。調査が終わらなければ、捜査として適切か不適切かは判断できない」とコメントした。
 参院選は7月10日に投開票され、大分選挙区では民進党の現職候補が自民党の新人候補を僅差で振り切り当選した。
※この記事は、8月3日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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