ソウル=牧野愛博
2016年8月3日11時40分
北朝鮮は3日午前7時50分ごろ、朝鮮半島西岸の黄海南道殷栗郡(ファンヘナムドウンリュルグン)付近から弾道ミサイル1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。日本防衛省によると、ミサイルは朝鮮半島を横断し、午前8時5分ごろに秋田県・男鹿半島の西方約250キロの日本海上に落下した模様だ。日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる。
日本のEEZ内に北朝鮮のミサイルが落下したのは、1998年に日本列島を越えて三陸沖の太平洋に落ちた時以来で2回目。日本海側は初めてだ。
韓国国防省によれば、ミサイルは約1千キロ飛行しており、日本の大半を射程に収める中距離のノドン(射程1300キロ)の可能性が高いと分析している。同省関係者は「韓国や周辺国を打撃できる能力を誇示しようとした」と語った。
軍事関係筋によれば、殷栗郡に…
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朝日新聞国際報道部
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