ポケモン出現は迷惑 米男性、任天堂など提訴

2016/8/3 10:05
保存
印刷
その他

 【ニューヨーク=共同】スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」を巡り、米東部ニュージャージー州の男性が2日までに、ゲームで架空の生き物「ポケモン」が所有地に無許可で表示され迷惑を受けたとして、開発を主導した米ナイアンティックや任天堂など3社に損害賠償を求めて西部カリフォルニア州の連邦地裁に提訴した。

 米メディアによると、同ゲームを巡る米国での初の訴訟とみられる。

 男性は、ゲームで遊ぶのに必要な道具を入手できる地点「ポケストップ」に無許可で設定された土地所有者らを含めて、米国の同じ境遇の人を全て原告とする集団代表訴訟として扱うように求めている。

 訴状によると、米国でゲームの配信が始まった7月6日以降、男性の自宅の裏庭が無断でポケモンの出現場所となり、少なくとも5人のプレーヤーから裏庭に入れてほしいと求められた。

 男性は、全米で他人が私有地に勝手に入り込む事態になっていると指摘。「ナイアンティックは迷惑行為の責任があり、全ての被告は不当に利益を得ている」と主張している。

保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワード

ポケモンナイアンティック任天堂ポケモンGOポケストップゲーム

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報