限界をつくり出す要因
誰しもが、「限界」や「壁」にぶつかり、敗北感を覚えることがあると思います。
しかし、多くの人が心の中で感じている限界とは、本当の限界ではない。まだ伸びしろがある。僕はそう思っています。
限界は、よく「壁」や「ハードル」にたとえられます。
しかし僕は、限界とは壁ではなく、「檻」のようなものではないかと考えています。
限界をつくり出す要因は、ひとつではありません。
いったん、限界を感じると、その中でしか思考ができなくなります。
「どうせ無理」
「やってもかなわない」
思考の檻は、自分の行動を狭めてしまいます。行動力がなくなり、身動きが取れなくなります。さらに、限界の檻の中にいるのが、次第に心地よくなってくるからやっかいです。
しかし、「限界の檻」をつくり出したのは、自分自身の思考や心。
自分でつくった檻の中に、自ら入り、もがいているのが、今の僕たちなのです。
であれば、檻を壊すことも、扉を開けて出ていくことも、簡単にできるのではないでしょうか。
では、「限界の檻」から抜け出すにはどうすればよいのか。
そのことを記した『限界の正体』から、多くの人が陥りがちな「限界の檻」とその脱出方法を紹介します。
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