蓮舫氏 民進党の代表選へ立候補の意向固める

蓮舫氏 民進党の代表選へ立候補の意向固める
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来月行われる民進党の代表選挙について、蓮舫代表代行は、次の衆議院選挙を見据えて、党の活性化を図りたいなどとして立候補する意向を固めました。今週中にも記者会見して正式に表明する方針で、党内では、代表選挙に向けた動きが本格化しています。
岡田代表の任期満了に伴う代表選挙について、民進党は2日の常任幹事会で、来月2日に告示し、15日に臨時党大会を開いて投開票を行う日程を正式に決めました。
代表選挙に立候補せず、任期いっぱいで代表を退く岡田氏の周辺からは、後任に蓮舫代表代行の立候補に期待する声が上がっています。
こうしたなか蓮舫氏は、次の衆議院選挙を見据えて、代表経験のないみずからが党運営の先頭に立つことで活性化を図りたいなどとして、代表選挙に立候補する意向を固めました。今週中にも記者会見して、正式に表明することにしています。
一方、党内では、前原元外務大臣は2日夜、みずからの議員グループの会合を開き、先の参議院選挙での野党共闘は一定の評価をするものの、政策面で共産党に譲歩しすぎだとして、岡田執行部のこれまでの路線を見直すべきだという考えを示しました。
会合のあと、前原氏は記者団に対し、代表選挙への対応について、「ニュートラルな気持ちのなかで、時流が私を求めているのか、しっかりと踏まえて判断しないといけない」と述べました。
また、江田代表代行ら旧維新の党から合流した20人余りの議員は、3日に議員グループを正式に発足させることにしています。江田氏らの議員グループは党内最大規模となることから、代表選挙での影響力を確保したいとしています。
民進党の代表選挙をめぐっては2日、細野元環境大臣の議員グループの会合で、細野氏に立候補を求める意見が相次いだほか、長島元防衛副大臣も立候補を目指すなど、代表選挙に向けた動きが本格化しています。