NY市場 一時1ドル=100円台に値上がり

2日のニューヨーク外国為替市場は、原油先物価格や世界的な株価の下落を受けて、リスクを避けようと、比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まったことから、円相場は一時、およそ3週間ぶりに1ドル=100円台に値上がりしました。
2日のニューヨーク外国為替市場は、原油の先物価格が1バレル=40ドルを下回ったことや、アジアとヨーロッパの主要な市場で株価が下落したことなどから、投資家がリスクを避けようと、比較的安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きを強めています。
このため円相場は一時、およそ3週間ぶりに1ドル=100円台に値上がりしました。
市場関係者は「世界経済の先行きへの不透明感から、原油価格は下落傾向が強まるという見方も出ており、投資家の警戒感が再び高まっている」と話しています。