Ansibleの動作状況をダッシュボードでリアルタイムに監視可能、「Ansible Tower 3」リリース

2016年8月3日

Red Hat傘下のAnsibleが、データセンター自動化ツール「Ansible」の動作状況などをダッシュボードからリアルタイムに一元管理可能にするツール「Ansible Tower」の最新版「Ansible Tower 3」をリリースしました

fig Ansible Tower | Ansible.com

Ansibleは、「Playbook」と呼ばれる構成ファイルを実行することで、データセンター内の多数のサーバに対して処理を行い、サーバに対してアプリケーションのインストールなどを自動的に実行してくれます。

Ansible Towerを利用すると、このPlaybookの処理が順次行われていく状況をリアルタイムにダッシュボード画面で把握し、サーバごとの処理の成功や失敗などの状況を容易に知ることができます。

Ansibleに対して誰がどのような処理を行ったのか、ログもAnsible Tower 3で管理。Playbookの実行をスケジュールし、設定した時間に実行させたり繰り返し実行させることも可能です。

Ansible Tower 3では新機能としてノーティフィケーション機能が追加されました。Slack、Hipchat、メールなどさまざまな方法でシステム管理者がAnsibleで発覚したイベントをトリガーにした通知を受け取ることができます。

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タグ : Ansible , Red Hat , クラウド , データセンター



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