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安倍晋三首相は3日の内閣改造・自民党役員人事で、稲田朋美政調会長(57)を防衛相に起用する方針を固めた。経済産業相に世耕弘成官房副長官(53)を充てる。選対委員長は古屋圭司元拉致問題担当相(63)、国対委員長に竹下亘・前復興相(69)が就く。関係者が2日明らかにした。
女性の防衛相は東京都知事に就任した小池百合子氏に続き2人目。稲田氏を重要閣僚に抜てきし、改造内閣の目玉人事としたい狙いとみられる。
稲田氏は衆院当選4回。党内では保守派に属し、首相に近い。12年12月発足の第2次安倍内閣で行政改革担当相として初入閣。14年9月から党政調会長を務めていた。
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