おしえて43  投稿者 Tsuneさ
 よく、テレビのドラマや、映画を見ているときに感じるんですが、本編からCMに入ると、なぜあんなに音が大きくなるんでしょうね。CMの最中にやかましいので、ボリュームを絞ると、ドラマや、映画の本編に戻ると音が小さくて聞こえない。またボリュームを上げる。これの繰り返しなんです。なぜCMになると音が大きくなるのかおしえて下さい。
iammyさん

 実は,本編とCMの最大音量は大差ありません。ただし,本編=音の強弱が不規則変化する。『音が0に近い』瞬間もかなりある。CM=ある一定以上の音量が鳴り続ける。の違いがあります。人間の感覚は後者を『うるさい』と感じるそうです。

榎本さん

 音声がモノラルかステレオかの違いです。
 ステレオは音声情報がモノラルと比較にならないくらい多いですから、大音量に聞こえます。本編はだいたいがモノラル、CMは100%ステレオですから、CMが大きく聞こえるのです。

浜ちゃん

 CMの方が大きい音の割合が多いから。

==音は最大音量で調整する==
 本編もCMもその中で一番大きな音の時に、歪がないように音量が調整されます。つまり、本編で一番大きな音になる瞬間とCMで一番大きな音になる瞬間では、だいたい同じ音の大きさになります。

 そうした最大音量に近い大きな音になっている時間の割合がCMでは大きく、本編では少ないために、音の大きさの平均値を取るとCMの方が大きい、つまりうるさく感じる訳です。

 車を例に取ると、最高時速60Kmの道を制限速度を守りながら2台の車が走るとします。一方は時々時速60kmになるがたいていは低速で走っている、もう一方はほとんどの時間時速60km近くで走っている。前者が本編、後者がCMに相当し、後者のほうが速い(音か大きい)。

くろぅさん

 本編のVTRとCMのVTRの録音レンジが違うためだと思います。
 本編とCMを一つにまとめてミキシングし、全体の音量が均一になっていればこのようなことはおこらないのですが、本編放送中にCFを挿入する(または1つにまとめていても音量調整をしていない)ため、もともとの音量が違う物がそのままの状態で受信されます。
 これは私も気になってたことなのですが、特にNHKなどは番組によっても、番組どうしでこの現象がでてると思います。音声だけでなく映像も差異があるような気がします。
 通常、アナログ地上波の送受信だと思いますが、これはFM電波(周波数変調)です。一定周波数の搬送波にのっけて映像と音声が別々の周波数で届き、それを1つのチャンネルとしてTV受像器で復調するのですが、音が大きくなったり小さくなったりするAM(振幅変調)ラジオ放送とは基本的にメカニズムが違います。AMでも、送信する音量が大きくなれば尖頭電力値が上がって受信側にも大きな音量で届くのは一緒ですけど。

夢ママさん

 CMは、ステレオ放送だから音が大きくなるのです。
もし、ソフトトーンというようなボタンがあったら、それを押せば音量を押さえる事ができます。でも、もしかしたらただ単に目立ちたいからかもね。やっぱり、スポンサー様様だから。
 私はCMよりも、テレビで映画を見ているときの方が気になります。やっと子供が寝付いて、映画をみていると、いきなり壮大な音楽が鳴ったときにあわててボリュームを下げるということが度々ありました。これも、映画の録音レンジとかの関係があるんでしょうね。
正答者の方々(5名)です。ありがとうございます。
iammyさん・浜ちゃん・くろぅさん・夢ママさん・榎本さん
萬谷さん

 芸能人にとってCMは短時間で大きな収入を得ることが出来る美味しい仕事です。
 だから、長時間拘束されるドラマより俄然張り切ってしまい、つい声が大きくなってしまうのです。許してあげてください。
声の大きさで「嬉しい度」が計れそうですね。(^。^)



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