上杉事件の訴訟は控訴したので、法的な決着は裁判所でつける(判決は8月25日)が、基本的な事実関係について上杉事務所が嘘をついているので、訂正しておく。こんな病的な嘘つきが、都知事選に出るとは笑止千万だ。

上杉の私に対する訴訟については、以前の記事でも指摘したように、東京地裁(谷口園恵裁判長)の判決には「読売新聞社編集部」という架空の部署に私が問い合わせしなかったという明白な事実誤認があったので、私は即日控訴した。

私の反訴は、上の上杉wikiでも指摘されているように、MXで上杉が読売の記事のコピペを「著者調べ」と書いておきながら、「池田がツイートを改竄した」と嘘をついたことが名誉毀損にあたるという訴訟で、これについて判決は「原告[上杉]は、被告池田に対し、50万円を支払え」と書いており、上杉の全面敗訴である。

つまり裁判所は、上杉は嘘をついたので50万円の賠償をしろと命じたのだ。すでに上杉は「同じ情報番組内で、本件発言について、被告池田の削除されていないツイートについて削除されていると誤って伝えた旨の訂正放送」を行ない、一審でも事実関係は争わなかった。彼も時間稼ぎで控訴したようだが、二審でもこのまま確定するだろう。