おしえて39  投稿者 Tsuneさん
 病院などでもらう錠剤やカプセルの台紙の関する疑問です。
この台紙の「パキッ」と割って切り取る線(スジ)が、いつの頃からか、2錠一組でしか切り取れない様になっています。
 指定の飲む量は、1錠のものでもそうなっているのです。飲んだ後の台紙を捨てようと思っても次にもう1錠飲むまでは、「パキッ」と割って捨てられないのです。一見不便なこの台紙のスジの変更は、いつ頃からどのような理由でなされたのでしょうか?
シャオリンさん

 昔、病院でバイトをしていたわたしがお答えします!あのカプセル、うっかり台紙ごと飲んでしまう事故がとっても多いのです。のどにささって大変なことになるんですが、お年寄りなど、一回分ずつ、わざわざ小分けにしておいて、台紙ごと口にいれてしまう人がいます。そういう事故を防ぐために、2錠1組になったんだと思いますよ。

iammyさん

 1錠ずつの包装だと台紙ごと飲んでしまう人がいて危険だから,という理由で1997年から2錠つづりになりました.
冗談みたいだけど,薬剤メーカの人に聞いた本当の話(笑).

くろぅさん

 現在、すべてのメーカーで錠剤・カプセルの台紙が疑問のような仕様に統一されているわけではありません。が、そのような台紙が主流になりつつあります。その理由は、2つあります。

1 販売用や置き薬の箱などで個別包装されている場合、すべてがそうであるわけではありませんが、わかりやすいように台紙1枚が1日量になっています。これらの薬の服用は、通常2錠となっているためミシン目を2錠単位で入れるようになったとのことです。

*これは薬のメーカーから情報を入れさせたのですが、どうも自分勝手な理屈が大半のようです。が、まんざらうそでもありません。製造しているところがそう言っているので100%たてまえではないでしょう。
2 特にバブル後、製造工程の短縮のため現在のような2錠で1つのミシン目にした。つまり、1シートで1工程短縮できるわけです。*どうやらこれが本音のようですね。医療用は特に大量生産でしょうから コストダウンは切実らしいです。  
 口に入れてしまうというのは、お年寄りならあると思います。でも、普段使うときに、既に穴が開いたゴミのような物を袋に戻すのはチョットスッキリしない気持ちもあるんですけど。(^^ゞ
正答者の方々(6名)です。ありがとうございます。
ゆきちゃん・シャオリンさん・浜ちゃん・iammyさん・こーへーさん・くろぅさん



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