死亡率10%超のリスク
骨が皮膚を通り越して直接打撃を受けるような激烈な痛みが長期間にわたって続き、患部は赤く腫れあがる—かつて「贅沢病」と呼ばれた痛風には、経験した人間にしか分からない塗炭の苦しみがある。
東京都在住の富永達也さん(50代・仮名)は4年前に痛風を発症した。富永さんが自身の経験を振り返る。
「朝起きて、廊下で妻とすれ違ったときに発作が起き、足の親指に激痛が走りました。あまりの痛みに、最初は妻に思い切り指を踏まれたのかと思ったほどです。
車も運転できないような状況だったので、妻に病院に連れていってもらい、診察を受けました。医師から『痛風です』と診断を告げられたのです」
痛風は、その痛みを何とか緩和したいという強い欲求から、患者に複数の薬を使わせる病気でもある。まず痛風患者は、前出の富永さんのように、いきなり襲ってくる発作を予防するために薬を使う。しかしその薬には、激烈な痛みを抑えるのに相応のリスクがある。
熊本大学薬学部臨床薬理学分野教授の平田純生氏が注意を喚起する。
「痛風発作の兆候があった際、予防のために処方されるのが、コルヒチンという薬。効果は高いのですが、副作用が極めて強い。消化管の粘膜や毛根などの細胞に影響を及ぼし、下痢や嘔吐のほかに、脱毛、一過性の無精子症などを引き起こす可能性があります。
また、細菌やウイルスに抵抗する白血球の一種、好中球の作用を阻止する働きがあるため、感染症が重症化しやすいというリスクもあります」
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