御嶽山で噴火後初 ライチョウを確認 岐阜
おととし噴火した御嶽山で、国の天然記念物ライチョウの生息に影響が出ていないか、岐阜県が初めて調査したところ、ひなを連れたライチョウの姿が確認され、県は「今回調べた立ち入りが規制されていない範囲では噴火の影響はほとんどないと考えられる」としています。
この調査は、おととし9月の噴火で御嶽山に生息するライチョウに影響が出ていないか確かめようと、岐阜県が噴火後初めて実施しました。
県の職員や日本野鳥の会岐阜のメンバーが、ことし6月から3回にわたって、立ち入りが規制されていない岐阜県側の山頂付近で行い、前回平成7年の調査で確認された縄張りに今もライチョウがいるかどうかなどを調べました。
その結果、先月31日から行われた3回目の調査で、火口からおよそ2キロの三の池付近で、6羽のひなを連れたメスや、ひな1羽を連れた別のメス、それにふ化したとみられる6つの卵の殻が見つかったということです。
岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策監は「立ち入りが規制されていない範囲では噴火の影響はほとんどないと考えられる。調査内容を分析し、ライチョウが増えていくように対策を検討していきたい」と話しています。
県の職員や日本野鳥の会岐阜のメンバーが、ことし6月から3回にわたって、立ち入りが規制されていない岐阜県側の山頂付近で行い、前回平成7年の調査で確認された縄張りに今もライチョウがいるかどうかなどを調べました。
その結果、先月31日から行われた3回目の調査で、火口からおよそ2キロの三の池付近で、6羽のひなを連れたメスや、ひな1羽を連れた別のメス、それにふ化したとみられる6つの卵の殻が見つかったということです。
岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策監は「立ち入りが規制されていない範囲では噴火の影響はほとんどないと考えられる。調査内容を分析し、ライチョウが増えていくように対策を検討していきたい」と話しています。