VWグループ 上半期の販売台数 増加
ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、ことし上半期の世界での新車販売台数を発表し、アウディやポルシェなどのブランドが好調なことから、グループ全体で511万台と、前の年の同じ時期より1.5%増加しました。
発表によりますと、中核になっているフォルクスワーゲンブランドの乗用車のことし上半期の新車販売台数は、ディーゼル車の排ガスを巡る不正の影響が続き、前の年より0.7%減少して292万5000台でした。
しかし、アウディやポルシェなどほかのブランドが好調なことから、フォルクスワーゲングループ全体では、前の年の同じ時期より1.5%増加し、511万6800台でした。国別で販売の伸びが大きかったのは、世界最大の自動車市場の中国で6.8%、地元ドイツでも2.5%増加しました。
一方、景気が低迷するブラジルで33.1%の大幅な落ち込みとなったほか、排ガスを巡る不正が最初に明るみに出たアメリカで7.2%減少しました。
フォルクスワーゲンは、去年、排ガスを巡る不正の影響で販売が落ち込みましたが、ことしはこのままのペースが続けば、おととし以来の年間1000万台の大台回復となりそうです。
しかし、アウディやポルシェなどほかのブランドが好調なことから、フォルクスワーゲングループ全体では、前の年の同じ時期より1.5%増加し、511万6800台でした。国別で販売の伸びが大きかったのは、世界最大の自動車市場の中国で6.8%、地元ドイツでも2.5%増加しました。
一方、景気が低迷するブラジルで33.1%の大幅な落ち込みとなったほか、排ガスを巡る不正が最初に明るみに出たアメリカで7.2%減少しました。
フォルクスワーゲンは、去年、排ガスを巡る不正の影響で販売が落ち込みましたが、ことしはこのままのペースが続けば、おととし以来の年間1000万台の大台回復となりそうです。