英4~6月期GDPプラス成長も 先行きは不透明
イギリスのことし4月から6月までのGDP=国内総生産の伸び率は、前の3か月と比べて実質で0.6%のプラスと成長が加速しましたが、国民投票で決まったEU=ヨーロッパ連合からの離脱が実体経済に与える影響が懸念されていて、景気の先行きには不透明感が強まっています。
イギリスの統計局の発表によりますと、ことし4月から6月までのGDPの伸び率の速報値は物価の変動を除いた実質で、前の3か月と比べて0.6%のプラスとなりました。
内訳を見ますと、企業の生産が2.1%の大幅なプラスとなったほか、サービス関連が0.5%のプラスとなり、成長をけん引しました。
先月には国民投票でEUからの離脱が決まりましたが、今回の発表ではその影響は表れず、成長が加速しました。ただ、EUからの離脱決定を受け、イギリスの今月の企業の景況感を示す指数が7年3か月ぶりの低い水準となったほか、消費者心理の冷え込みも示されるなど、実体経済に与える影響が懸念されていて、景気の先行きには不透明感が強まっています。
イギリスの中央銀行、イングランド銀行は金融政策を決める会合を来月4日に開く予定で、追加の金融緩和に踏み切るかどうかが注目されます。
内訳を見ますと、企業の生産が2.1%の大幅なプラスとなったほか、サービス関連が0.5%のプラスとなり、成長をけん引しました。
先月には国民投票でEUからの離脱が決まりましたが、今回の発表ではその影響は表れず、成長が加速しました。ただ、EUからの離脱決定を受け、イギリスの今月の企業の景況感を示す指数が7年3か月ぶりの低い水準となったほか、消費者心理の冷え込みも示されるなど、実体経済に与える影響が懸念されていて、景気の先行きには不透明感が強まっています。
イギリスの中央銀行、イングランド銀行は金融政策を決める会合を来月4日に開く予定で、追加の金融緩和に踏み切るかどうかが注目されます。