日産自動車4~6月決算 円高の影響で減収減益
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日産自動車のことし4月から先月までの3か月間の決算は、外国為替市場で円高が進んだことから採算が悪化し、減収減益となりました。
日産自動車が発表した、ことし4月から先月までのグループ全体の決算は、売り上げが2兆6544億円と前の年の同じ時期と比べて8.4%減り、最終的な利益も1363億円と10.7%減り、減収減益の決算となりました。
これは外国為替市場で円高が進んだことで、日本から輸出する自動車の採算が悪化したことが大きな要因です。
また国内の販売台数は、三菱自動車から供給を受けていた軽自動車2車種が燃費不正問題によって販売停止となった影響で、前の年の同じ時期と比べて25.4%の大幅な減少となり、売り上げが減る一つの要因になりました。
会見した田川丈二常務は「ドルに対する円高の影響だけでなく、新興国の通貨に対する為替の影響も大きくなっている。ただ、円高になろうが円安になろうが、組み立てや部品調達の現地化を進める戦略に変わりはない」と話しています。
これは外国為替市場で円高が進んだことで、日本から輸出する自動車の採算が悪化したことが大きな要因です。
また国内の販売台数は、三菱自動車から供給を受けていた軽自動車2車種が燃費不正問題によって販売停止となった影響で、前の年の同じ時期と比べて25.4%の大幅な減少となり、売り上げが減る一つの要因になりました。
会見した田川丈二常務は「ドルに対する円高の影響だけでなく、新興国の通貨に対する為替の影響も大きくなっている。ただ、円高になろうが円安になろうが、組み立てや部品調達の現地化を進める戦略に変わりはない」と話しています。