米アップル iPhone販売不振などで減収減益
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アメリカのIT企業、アップルのことし6月までの3か月の決算は、主力製品の「iPhone」の世界的な販売不振が続いたことなどから2期連続で減収減益となりました。
アップルが26日に発表したことし4月から6月までの決算によりますと、売り上げは423億5800万ドル(日本円にしておよそ4兆4300億円)となり、前の年の同じ時期を15%下回りました。また、最終的な利益も27%下回る77億9600万ドル(日本円にしておよそ8200億円)となり、3か月間の決算としては2期連続で減収減益となりました。
これは、主力製品「iPhone」の世界の販売台数が、前の年より15%少ない4000万台余りにとどまったことが主な要因です。
「iPhone」を含む製品全体の売り上げを地域別にみますと、日本では23%増加したものの、最大市場のアメリカで11%減少したほか、これに続く市場の中国でも33%減少しています。
「iPhone」は、スマートフォンの世界的な普及や台頭する中国メーカーなどとの競争の激化で、ことし1月から3月の販売台数が2007年の発売以来初めて減少に転じていて、苦戦が続いています。
これについて、ティム・クックCEOは電話会見で、「他社の製品からiPhoneに乗り換える人の割合は過去最高になるなど前向きな兆候が見えており、将来は楽観的だ」と述べ、先行きに対する強気な見方を崩していません。
これは、主力製品「iPhone」の世界の販売台数が、前の年より15%少ない4000万台余りにとどまったことが主な要因です。
「iPhone」を含む製品全体の売り上げを地域別にみますと、日本では23%増加したものの、最大市場のアメリカで11%減少したほか、これに続く市場の中国でも33%減少しています。
「iPhone」は、スマートフォンの世界的な普及や台頭する中国メーカーなどとの競争の激化で、ことし1月から3月の販売台数が2007年の発売以来初めて減少に転じていて、苦戦が続いています。
これについて、ティム・クックCEOは電話会見で、「他社の製品からiPhoneに乗り換える人の割合は過去最高になるなど前向きな兆候が見えており、将来は楽観的だ」と述べ、先行きに対する強気な見方を崩していません。