青年海外協力隊にマグサイサイ賞
アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られるマグサイサイ賞に、JICA=国際協力機構の青年海外協力隊が選ばれました。
マグサイサイ賞は、1950年代にフィリピンの発展に貢献した故ラモン・マグサイサイ大統領にちなんで、アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られます。
フィリピンの首都マニラにあるマグサイサイ賞財団は、27日、ことしは3人の個人と3つの団体に授与すると発表し、日本からはJICAの青年海外協力隊が選ばれました。
青年海外協力隊は、教育や農業などさまざまな分野の技能を持つ若者を世界の発展途上国に送り出すボランティア事業で、昭和40年に発足してからアジア地域には延べ1万2000人余りを派遣しています。
財団は「現地の人々とともに暮らし、働くという理想と精神を半世紀にわたって実践し、平和と国際社会の結束の土台を築いた」とたたえています。
JICAは「今後も『現地の人々と共に』という伝統を大事にしながら、開発途上国が抱える課題に草の根レベルで取り組み、経済や社会の発展に貢献してまいります」とコメントしています。
マグサイサイ賞には、日本からこれまで、国連難民高等弁務官だった緒方貞子さんや、核兵器の廃絶を訴える広島市の前の市長の秋葉忠利さんなどが選ばれています。
ことしの授賞式は、来月31日、マニラで行われます。
フィリピンの首都マニラにあるマグサイサイ賞財団は、27日、ことしは3人の個人と3つの団体に授与すると発表し、日本からはJICAの青年海外協力隊が選ばれました。
青年海外協力隊は、教育や農業などさまざまな分野の技能を持つ若者を世界の発展途上国に送り出すボランティア事業で、昭和40年に発足してからアジア地域には延べ1万2000人余りを派遣しています。
財団は「現地の人々とともに暮らし、働くという理想と精神を半世紀にわたって実践し、平和と国際社会の結束の土台を築いた」とたたえています。
JICAは「今後も『現地の人々と共に』という伝統を大事にしながら、開発途上国が抱える課題に草の根レベルで取り組み、経済や社会の発展に貢献してまいります」とコメントしています。
マグサイサイ賞には、日本からこれまで、国連難民高等弁務官だった緒方貞子さんや、核兵器の廃絶を訴える広島市の前の市長の秋葉忠利さんなどが選ばれています。
ことしの授賞式は、来月31日、マニラで行われます。